すごいぞゼルビス

一言でいえばユーザーフレンドリー。  
エンジンはホンダが誇るVTエンジン!故障知らずで良く走り、奏でるサウンドはさながら。
低速域をしっかりカバーしてレッドゾーンまで一気にふけあがる。盛り上がるトルクはノッキング知らず。
エクステリアはハーフカウルを装備し、伏せれば高速だってへっちゃら。ネイキッドの辛さなんてどこ吹く風か!  
アンダーカウルも装着しており、泥がはねてもマフラーが汚れないぜ!(アンダーカウルはすぐ汚れるけど)  
荷物をくくるフックも大量に装備。泊りがけツーリングや家電製品も積載できる。長い紐さえあれば大丈夫!  
シートを開けるとまるでトランクのように支え棒が装備されており、開けたまま放置できるぞ!
そのシート下には、何を入れるのかものすごい空間!ママも安心買い物上手!牛乳パックは余裕で収まるぞ!  
燃費もさすがVTエンジン!リッター26〜30くらいは余裕だぞ!(MAGAMO乗りで)
料金所でも安心のチケットケースを装備。高速券をピッタリ立てられる部分が泣かせる。
こんなに至れり尽せり、バイクに乗りながらにして至極の快適性を僕らに教えてくれるんだよ。  
○産マーチはいつもフレンドリー考えているらしいが、ゼルビスは考えずしてここまでフレンドリーなんだぜ!  
なのに…なぜ売れてない?
 
MAGAMO講義(素晴らしきゼルビス)
これからゼルビスに乗りたい!とかゼルビスとはなんぞや…という方は、是非!耳を傾けて下さい。では始めます。  
ゼルビスには純正の色で4色あります  
 
うーん壮麗である。  
 
手前から「黒・紫・赤・グレー」です。自分で塗装しないなら、この中から選んで下さい。  
今購入しようとしても中古しかないので、色選びは慎重に。  
中古車数は当時の不人気のせいか比較的少なく、中古車情報誌でも項目は小さいと思います。  
(しかし、当コーナーのNo.1で取り上げた三菱エクリプスと比べると遥かに多いです)  

あぁ!そこの人!眠らないで!!講義中ですよ!
そこっ!携帯電話の電源は切っておいてって言ったでしょ!ペースメーカーに異常が出たらどないすんねん!まったく…

 
…失礼しました。では次に移ります。  
相場は比較的安定しており、お手軽には買えません。車体価格で10〜28万くらいです。コミコミ23万くらい準備すれば  
比較的マシなタマに当たるかも知れません。(ショップによりますがね)後はショップ次第です…  
 
うわ!物を投げないで!講義中ですよ!なに?講義になってない?

…さらに失礼しました。次にゼルビスを選ぼうと迷ってる方へです。  
基本的にはズバリ形でしょう。形が気に入れば買いです。この形じゃなきゃダメだってくらい気に入っていれば  
満足していただけると思います。ただし、ゼルビスは250の割に大柄重いです。  
足付きも教習車であろうCB400SFに比べると少し悪い。そして重心が上に集まっており傾けるとちょっとドキッとします。  
足つきに余裕が無く小柄な方なら立ちゴケのコンボを繰り返す可能性があるかも知れません。  
まぁバイクならなんでもそうですが、慣れが大切です。慣れてしまえば、足つきに余裕が無くてもこけなくなります。  
そう、案外大きいのです…。(この写真だけでわかるかー!)  
 
  • ゼルビスの不思議な魔力
    このゼルビス、本当に不思議で、MAGAMOは通勤を中心的に乗ってるのですが、まことに楽しい気分にさせてくれます。  
    走っていると不思議な気分になり、会社に着いた後もそのままどこか遠くに走って行きたい気分になります。←ゼルじゃなくてもそうか…  
    恐らくこのゼルビスが走行中に奏でる「鼓動」にあるんじゃないかと思っております。  
    このバイクを選考理由から外す若い人の大半は「馬力が弱い」という理由で外しているんじゃないかと思う。
    馬力が無い=走らない。違うんですね。数字じゃ判らない破壊力がゼルビスにはある!  
    250マルチにゃ40馬力近い数字がズラリと並んでいるが、結構回さなきゃ味わえないもんです。  
    36という数字を持ち非力とみられるゼルビスだが、トルクが結構あり、あまり回さなくても十分加速できる。  
    回転域が非常に広く、癖のない、とても扱いやすいバイクと言えるでしょう。  
    この数字からは想像できない不思議な走行感覚と鼓動を感じて見てください。きっと良き「相棒」になると思います。  
    車検も無くて維持費も安い。壊れにくくて面白い。そんなゼルビスは、一度乗ると病み付きになる事間違いありません。  
    あなたもこの魔力の虜になってみてはいかがでしょうか…。
     
  • 気になる?気にならない?ゼルビスの装備
    最初にごちゃごちゃと語っちゃってますが、文字だけでは伝わらないゼルビスの装備についてちょこっと触れて見ましょ。  
     
    まず、シート下の空間。  

    このゼルビスの特徴の一つ、シート下の空洞は比較的広く、色々な物を入れる事ができます。  
    ←冒頭で書いた牛乳パックもこのとおり!2本は余裕で入りそうだぞ。

    装備するインパネはまるで車!ウインカーは方向各々に付いております。  
    →夜になると→
    結構きれいなイルミネーションを華やかに演出してくれます。
     
    まるでガスコンロのような燃料コック。火でも出そうやね…。  
     
     
    プチプチとシート裏からフック達が出てきました。紐の引っ掛け方次第でバリエーション豊かな積載が可能。  
     
     
    カウル横の小物入れには、高速券ジャストサイズのチケットホルダーがあります。とても重宝するぞ。
     
     
    …色々ゼルビスの魅力について語ってみましたが、いかがですか?ん?まだゼルビスに乗りたいとは思わない?  
    何?二輪免許を持ってない?

    それはいかん。このゼルビスに乗るために取りなさい。


    あなたがオーナーになる事を心待ちにしております…。



     


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