【初級】兵庫県神戸市:もっこす舞子店。チャーシュースープ
神戸三大ラーメン
神戸で「3大ラーメン」と呼ばれているうちの一つである「もっこす」です。
誰がそう決めたのかは知りませんが、それが暗黙の了解とされているのであればそうなのでしょう。
今のところ、兵庫県にしかない「もっこす」ですが知名度はなかなかのようで、ラーメンマニアであれば県外にもその名は轟いているそうです。
今回はその「もっこすラーメン」を紹介いたします。
なんだか今回はすごく普通なのが来たね。
ただ、気になるのは、なぜ「舞子店」指定なんだ?
それはね…ここは駐車場とテーブル席を両方備えている、一番訪れやすい支店だからよ。
そうなると今回は意外とまともな紹介ですね。
何を言ってるの?いつもまともじゃないの。
……!
不思議1:「肥後もっこす」とは違う
熊本の男性「肥後もっこす」という言葉の通りではなく、熊本ラーメンではありません。
創業者の出身地が熊本だそうです。(wikiから)
もっと若ければ「くまもんラーメン」になっていたのかしら?
なるわけないだろ
もうあの黒い熊は全国区だわ。
まあ神戸の人に「もっこす」といえば熊本男性ではなくラーメンが先に連想されるだろうね。
不思議2:初心者マークには、ちょっと難しい駐車場
駐車場は斜め停めになってて入るときはカンタンだけど、混雑時は出るときに苦労するわよ。
左の自販機部分に一台入れるスペースがあるけれど、あの場所に後ろ入れするにはベテランドライバーでないとキツイわね。
昔は隣がコンビニだったので、こっそりと…(今はマッサージ専門店になっています)
さすがにお昼時となると、ごちゃごちゃしてるな…
それが、不思議なことに人気ラーメン店の紹介とかでよくある、店外までの大行列とか見たことがないのよ。
行くのは地元民だけかしら?
不思議3:店内は客さばき重視な席並び
食券制度よ。食い逃げ禁止。
客の流れを重視した形で、平日のお昼の客層は仕事人が多い。
そのため多少混んでいようが流れが早く、並ぶことはほとんどないわよ。
…しかし前述の通り駐車場がアレなので、初見さんには難しい。
地元の仕事人たちの常連は、なぜだか暗黙の了解ルールでもあるらしく、トラブルほとんどなく次々とあの難易度の高い駐車場を目まぐるしくスムーズに入れ替わるのよ。
これはもっこす舞子店七不思議のひとつかもね。
七不思議ってなんですか?
知らない。
ノリよ。
不思議4:ボリュームは凶悪
食券を渡してから5分も経たないうちにやってくる、超スピード提供。
携帯でSNSをチェックする暇もないわよ。
ラーメン屋はスピードが大事。
まさに瞬殺レベルのスピードでやってくる。
それは混雑している状態であっても、びっくりするくらい早い。
これも七不思議のひとつ。
おなか減ったから、チャーシュー麵大盛で!
うわ!なにこれ!?
麺が無い!
初めてのラーメン屋でいきなり大盛りを頼むのは、とんでもない冒険家のやることよ。
薬味も具も無く、チャーシューだけだ!
これじゃチャーシュースープじゃないか!
肉を食べてれば、そのうち顔を出すわよ。
提供の早さは色彩トッピング無視のこれでもかトッピングにあるかもしれないわね。
今どきのオシャレラーメン店のように、海苔とか卵とか写真通りのきれーいなインスタ映えさせるようなナヨナヨしたトッピングなんて無い。まさに漢のどっかんトッピングで迫る勢いは、時間に押される仕事人たちを満足させるに相応しい形となっているわ。
胃の中に入ってしまえば、もうどうでもいいのよ。
食べて旨ければ勝ちなのよ!
なんだか、肉食べててもなかなか麺が出てこないんだけど…
麺はどこにいるの?
まあ、初級はここでギブアップするわね。
初級と違うじゃないか
小麦粉など、どんどん値上がりしていく中、当然ながらメニューの値上げはあったものの、ボリュームが減ることは無かったのよ。
流行してきているオシャレ系ラーメンだと、器がオシャレで少量になり、インスタ映えするようなかわいいトッピングで誤魔化すような姑息な技などない、ドカンという必殺的なもっこすラーメンの勢いを知ると、病みつきになってしまうわよ。…一部の人は。
ちなみに、肉の下にもやしやネギがいて、そしてようやく麺が出てくるわよ。
不思議5:愛車を見ながらの特等席がある
知る人ぞ知る、窓際の特等席。2つしかないけれど、ここから愛車を眺めながら食べることができるわよ。
まあ平日の昼時にくるお客さんは、仕事人など時間勝負な人が多いから、こんな趣向を考えて食べる人はほとんどいない。みんなお手軽な客裁き重視の中央向かい合わせカウンターでソッコー食べて出て行ってしまう。
もしライダーなそこのアナタが訪れたのなら、是非ともこの特等席で愛車を眺めながら食べてみてね。
愛車を眺めながら楽しむラーメン。
最高じゃないの?
さすがにこんなラーメン店、なかなかありませんね。
よ…ようやく麺が見えてきた
入口隣のこのエリア。なぜかこのエリアがバイクを停める場所という暗黙の了解ができてるわよ。
駐輪場という指定は特に無いけれど、なぜかここに自転車やバイクが停められる。横向きはさすがに空気が読めず顰蹙を買うわね。
前向きか後ろ向きね。
車を見ながら…というのは、テーブル席になるわよ。
不思議6:謎のパイナップルがある
パイナップルがある!?なにこれ?
そんなもんラーメン屋にあるわけがないだろ
パイナップル…と言ってもいいかも知れないわね。
それくらい、これは甘いわよ。
ちなみに、たくあんですよこれ。
…でも、甘い。。。
たくあんブロックは食べ放題。
ちょっと食前に…と食べてしまうともう止まらない。この甘さは魔物よ。
パイナップルよりも甘いかも知れないわね。
漬物がイマイチ苦手な人にも、これはパイナップルだよって食べさせたら納得して食べるかも知れないくらい、甘くて危険。
もっこす通になると、このパイナップルたくあんを使って、自分なりのスペシャルトッピングをやるのよ。
ごはんだけに合うものではなく、ラーメンにぶちこむパイナップルたくあんなんて、恐らくもっこすラーメンくらいかしら。
パイナップルたくあんにニラ(無料)
これだけでおなか一杯いける
そんなバカな…
不思議7:無料でできる、ひみつのお好み注文ができる。
これが通常の中華そば。
ネギが乗ってて周りをチャーシューが囲んでる感じ。
一般的にチャーシュー麺を頼まなくても、結構な量のチャーシューが入っているので、チャーシュー麺を注文するのは相当肉に飢えている時だけにしましょうね。
もやし多め。
もう本当に見かけとかそんなの気にせず、ドンと入れてくれる。
濃厚スープに浸して食べると、相当いけるわよ。もやし嫌いにはちょっとキツイかもね。
あと、もやしは冷たいため若干スープがぬるくなってしまうというアツアツ派には止めた方が良いトッピング。
本当に見かけ無視なトッピングだな…
スープ濃いめ。
ちょっと見かけではわからないけれど、飲んだら割とパンチ力の強い味になるわよ。
巷のこってりラーメンとは別なので、そこを期待すると失敗するわよ。
豚足ベースという、あまり見かけないしょうゆ系のラーメン。
他には
・油抜き&多め
・麺かため・柔め
・チャーシュー赤身
…などがあるわよ。
なお、ネギ多めは有料。
…そんなのメニューに載ってない!!
こだわる常連の注文方法を耳にしながら学習していくのよ。
知る限りは試してみたけど、私は硬め濃いめで注文。通称カタコイ。
行き過ぎだ…健康に気をつけろ
もっこすらーめんまとめ
アクセス
…というわけでごちそうさまでした。
あの肉とか全部食べたんだ…
もっこす通が見たら、これは大盛りじゃないだろって突っ込まれてしまうでしょうけど、完食したとき撮影したのがこれだけだったから許してね。(大盛りは器が違う)
誰に言ってるんでしょうか…
いかがだったかしら?
海の見える街神戸を代表するソウルフード、神戸三大ラーメンのひとつ「もっこすラーメン」
もっこすからは海なんてまったく見えないけれど、少し南下するだけで海沿いの綺麗な景色を堪能できるわよ。
2号線混んでるからわたしは遠慮するけど、見たければ勝手に見に行くといいわよ。
おいしいかどうかは、あなた自身で食べてみてね。
ここのラーメンがおいしいとかおススメするのはわたしとしてはナシよ。
だって、ラーメンの好みなんて千差万別。絶対的に全員がおいしいと言うラーメンなんて無いと思ってるわ。
鈴菌に感染してるライダーにHONDA車を薦めても喜ぶと思う?それと同じよ。
人にはラーメンの好みがある。
だから、気になった人だけ食べてみてね。
なんかめちゃくちゃ挑発してますね…
密かにスズキをディスってるな…
まあ、正しいが。
ラーメンの旨さなんて、人に薦めるものじゃないもの。
ただ、まずいラーメン屋だけは、ほとんどの人が一致するんですよね…。
それはラーメンとしての及第点にすら達していないクソゲーみたいなもの。
エンジンマウントが外れるような大陸製のバイクなんて、怖くて乗れないのと同じよ。
わたしは今回のもっこすおいしかったよ!
わたしにはちょっと濃すぎた…お腹が痛い…
書いていませんが、多彩なにんにくトッピングを自由にできます。(支店によっては有料になった)
やりすぎるとお腹が緩くなることがあるので気を付けてください。
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