コースウォーク(仕上げ)
コースウォークの仕上げ
だいたいコースが頭に入ったら、次はコースの攻略を考えながら、次のパターンで攻略していきます
1.とことん歩く
2.目を閉じてイメージ走行
3.走る!
4.シード選手のアドバイスを聞きながら
5.全体を見渡せる位置からコースを眺める
6.(補足)うどんを食べる
最後の(補足)ってなんだよ。
それは…また後程ね。
コースウォークに正解というのは無いみたいだね。
この中から自分に合ったコースウォークを見つけて実践してね。
あるいは、自分で開発するのもいいね
…いや、楽して勝つなら6だろ。
とにかく、コースウォークがジムカーナの勝敗を分けるのよ。
マシンの造りこみや技術の向上も大切だけど、コースウォークができなきゃ勝てないわ。
それじゃ、一緒に考えて行きましょうか。
1.とことん歩く
一番メジャーな方法です。
というか、コースウォークって名前なくらいだから、歩くのよね。
前述で見ずに歩けたなら、後はしっかり歩いて覚えてね。
ただ、この歩くというのは単に歩くだけじゃなくて、色んな情報をしっかり見れる方法なんだよ。
長所と見どころ
・路面や景色、パイロンの距離をしっかり見ることができる
・他の選手の動きや考えも見ることができる
・目線や脱出ポイントでの姿勢などを考えながら歩こう
・時に逆に歩いたりしてラインを考えたりする方法もあるみたい
・歩数で距離を正確に出せるよ
短所
・時間が掛かる
・他人の流れに流されやすい
限られた時間、しっかり使おうね!
とにかく歩かなきゃ!
コツコツ、じっくり思考な選手に向いてるわね。
単に歩くだけじゃなく、歩いている間にどれだけの情報を得られるかもテクニックのうち。
2.目を閉じてイメージ走行
ひとまずコースを頭に入れたら、あとは目を閉じて頭の中で何度も何度も自分が走る姿をイメージして走り続けるのよ。
表彰台に上がるところまでイメージしたら完璧!
なんか、目を閉じて変なダンスを踊ってる選手は、だいたいこの方式をやってるよ。
あー、いるいる~!
でも、そういう人ってだいたい自分の走りが出来上がってるベテランさんが多いよね。狙うラインはもう決まっているんだね。
長所とみどころ
・歩かないので疲れず、体力を温存できる
・イメージでどんなこともできる気がする
・周りの動きに流されず集中できる
短所
・勘違いしていたら最悪
・他の選手の考えや動きがわからない
・路面状況やパイロンの距離を実質見ることができない
この方式を取る選手は、ジムカーナを知り尽くした上級者に多いわ。
歩かなくても雰囲気やパターンでだいたいの走りが予測できる。
真夏の大会などは、できるだけ体力を温存したいから、この方式で頭に入るくらいの実力になっておきたいわ。
動画を見て、解析分析できる人に向いてるよ。
動画で自分の走りを見ている人は、コース上での自分の動きもだいたい見えるから、この方式でかなり走りの完成度を高めることができると思うよ。
3.走る!
まさに体育会系!
時間いっぱいまでコースを走る!
大会前から疲れるわ
でも、準備運動になるかもね
長所とみどころ
・何度もコースを回るので覚えるのも人の数倍
・スピード感を実際のコース走行に少し近づける
・緊張が取れる
・準備運動になる
短所
・むっちゃ疲れる
・細かいポイントをじっくり見ることができない
言うまでも無く、体育会系に向いてるわ
真夏なんて悲惨そう…
でもこれは考え方だけど…
練習会では、コースを何度も走っていくうちに覚えて間違わなくなるし、タイムも良くなっていくよね。
この限られた時間に、人よりも多くコースを回れば、その分コースを走り込んだも同然で、コースの走行経験値も高くなるから、覚えるだけでなくタイムアップもした状態で本番を迎えることができるのよ!
何度も走ってコースを回ることは、疲れるけど大切よ。
しんどいわっ!
アホの筆者が、ランニングアプリを起動して、コースウォークを走りまくって測定したら、3.4km走り込んだことになってたらしい。
結果は負けやがったけどw
あとは、緊張でガチガチの身体を、走り込むことで柔らかくすることができるから、本番ではリラックスした状態で挑めるわよ。
ホンマかいな…
4.シード選手のアドバイスを聞きながら
これは、一番おいしい方法ね。
攻略ポイントも聞きながら歩けるんだから。
仲の良いシード選手がいなけりゃアウトだな
それだけじゃないよ…
後輩選手にアドバイスできる余裕があるシード選手も限られるよ…
シード選手本人だって覚えたいはずだもん
長所とみどころ
・豪華!フリーターンの攻略も知ることができる!
・豪華!コースの攻略を聞きながら歩ける!
・さらに豪華!お話してるだけで安心できる!
・もうひとつ豪華!緊張もほぐれてくる!
短所
・チームなどに所属してないと、シード選手の仲間がいない
・人にアドバイスしながら歩いてくれるシード選手は限られる
・自分の走りが見えなくなる
※この方式で歩く選手のミスコースが多い気がする
豪華で最高のコースウォーク方式かも知れないけど、受け身だけでは自分の攻略方法を見いだせず、いざコースに出てしまうと迷いが出てミスコース…というのも多くみられるわ。
自分自身で攻略を考えて、参考程度に受け入れる選手は最強だけどね。
…聞いてばかりじゃだめなのよ
考えなきゃ!経験値は貯まらないわよ
それと、他人にアドバイスできる余裕のあるシード選手は…ジムカーナの楽しさを広めようとしている感じの、超ベテランジムカーナライダーなんだよな。
あんまり甘えたらだめだぞ
でも、大きな感謝はしようぜ
ひとりぼっちで大会参加すると、こういうのを見るとうらやましく見えちゃうんだよね…寂しいよ
5.全体を見渡せる位置からコースを眺める
全体を見てイメージするのは大切ね。
2.の方式と合わせてやると効果大よ。
長所
・歩かずして全体をイメージできる
・自分の走りを埋め込んでイメージしやすい
・体力を温存できる
短所
・そういう場所があるとは限らない
ばどみゅーみんさんの漫画のここ。
実際よく使われているポイントよ。
トイレにも近いし!
みゅーみんさまっ!
ばどみゅーみんさんのことになると、すぐにこうなる。
ここちくさ高原では、よく関西パイロン練習会という団体が大会を開催しているよ
二輪車技術研究会…
何も聞こえないよ。
何も聞かなかったよ。
6.うどんを食べる
…これだよ。
なんなんだよこれは。
コースウォークしないの?
それが…本当に歩いてないのよ。
うどん食べてるだけ…まったく歩かない。
でも、総合優勝しちゃうのよ
なにそれ?
そんなのもう、ひとりしかいないだろ
ジムカーナ七不思議のひとつ…
チャンプの謎。
・コースウォークしない
・ウォーミングアップほぼしない
・中古タイヤ
・他の選手の走りも特に見てない
…これで勝っちゃう。
しかも、2位と大差が付いたりするから…
地方の認定大会で、コースウォークもせずにのんびりしてるから、今日はやる気が無いのかな?ひょっとしたら昇格あるかも!
なんて期待させといて、走ったら虐殺タイムで絶望させられたりとかザラ…
最後までわからないジムカーナ…
天才なのよね…きっと。
以上が、コースを頭に入れた後に見かける、コースウォークのパターン。
あなたに向いている方法はあったかしら?
さて、そろそろ大会が始まってきてる地域も多いんじゃないかな?
来週末も大会のところもあるみたいだから、是非ともコースウォークを極めて昇格してね!
大会は最後まで気を抜かないで、みんな頑張ってね!
コースウォークを制するものは大会を制する!
大会近くて練習もいいけど、コースを熟知するために脳を鍛えるのも大切よ。
短時間の集中力を鍛えるには、パズルゲームのタイムアタックを全力でやるという方法もあるわよ。
ジムカーナは、集中力!
では、みんな頑張ってね
緊張せずリラックス!
いつも通りやれば勝てるさ!
じゃ、がんばってねー
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