ジクサー250でタンデム走行してみました
ポジションについて
リアシートは小さすぎず、大きすぎず、ちょうど良い
それほどカタイものでもなく、すこし中央が盛り上がっている形状から、左右へのずれも補正してくれるため、ずれることも無く安心できたとのことです。リアのステップ位置もそれほど窮屈でも遠くも無く、普通に座ることができて強いて苦情はありませんでした。純正だとリアのグラブバーを持つことができるので、後ろ手で掴んで安定させることができますが、何より一番安定させられるのは、タンデム側の乗り手がニーグリップしてくれると手放しで乗れます。前のライダーの動きが制御されてしまいますが、激しい動きさえしなければ問題ないので、是非ともやってみてください。後ろで本を読みながらでもタンデムライドを楽しむことができますよ。
POINT!
タンデム走行は何よりも後ろのライダーを安心させなきゃだめ。
そのためには、前後の動きをできるだけ小さくするためのライテクをマスターしようね!
穏やかな発進…前後サスを同じ動きをさせるブレーキング…極めてね!
セパレートタイプのシートがGOOD!
旧型ジクサー150と異なる点がこれ。シートがセパレート型(独立している)になっているのと、巷のレーサーレプリカのように高さがそれほど違っていないこと。これくらいだと少し高いくらいなので、前も見えるし、ヘルメット同士でガツンと当たったりしないので、とてもちょうど良い高さではないかと思います。この絶妙な位置を作り出したスズキに称賛を送りたいです。結構いい感じですよ!
POINT!
乗る時もそれほど高くないので、あんまり怖くないかな?初めてタンデムする人でも、それほどびっくりしないかも。
フロントのシートの長さも程よい。
この程よい長さはとてもいい印象です。べっこりと凹んでいるような形状ではないので、結構自由度が高いです。さらにはタンクも少し高めなのでニーグリップで場所を固定しやすい。シートもやや柔らかめなので、それなりの長距離ツーリングでも、両ライダーとも疲れはあまりたまらないかも知れません。
POINT!
疲れがたまらないというのは言い過ぎかと思うけど、実際ジクサーの乗り味は疲れがあまり感じなかったりする、不思議なバイクなんだよ。こればっかりは、乗ってみなくちゃわかんないよね
立つようなポジションが、意外と良い
ジクサーに乗った人ならわかるかも知れませんが、ステップ位置とハンドルのポジションが、まるでモタードやモトクロスのようなポジションなのです。ステップの位置が下すぎる印象は、乗った人みんなが感じるところではないでしょうか。これがまた、タンデムで活きるんです。だらーんとした体勢になるので、肩を持たれても窮屈さを感じません。タンデムで乗ることを考えていたのでしょうか。このポジションは攻めるにはマイナスですが、タンデム走行にはかなりプラスになります。
POINT!
すぐに擦っちゃうステップなこのポジションは、タンデム走行ではかなりいいポジションになるよ。でも、二人乗りすることでさらにサスペンションが沈むので、ますますコーナリングでステップを擦ることになるから、気を付けてね
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