Re:ゼロから始める安全運転大会「バイク選び」(一般Bクラス)
一般Bクラスの定義
さて…だいぶ開いちゃいましたが一般Bクラス(大型バイク)のバイク選びです。
安全運転大会の一般部門はAクラスとBクラスにわかれてるにゃ。
Bクラスは大型二輪免許を所有する選手を対象としているクラスになるにゃ。
そのため、バイクの排気量は401cc~となっているんだにゃ。
やっぱり、大型バイクによる大会制覇というのがステータスですよね。
難易度も中型バイクよりも基本的には高いと思います。
華麗に操って勝てれば、自信にもつながります。
やはり、大型クラスはガチでライテクを競う選手も多く、そう簡単には勝たせてはもらえないにゃ。
一般Bクラス(401cc以上)
さて、その一般Bクラスを対象とする車種を紹介していきますね。
全ライダーたちの憧れとなる大型バイク…で、勝ちたいですよね!
Sランク(かなり有利!勝ちに行く車種!)
カワサキ:ER-5
カワサキ:ゼファー500
ホンダ:CB500
などのギリギリ大型ミドルネイキッド
長所:ほぼ、中型マシンと同じくらいの扱いやすさ
短所:タマ数が無いので準備に苦労する
車格はほぼ中型。
簡単に勝てる…というわけではありませんが、大型バイクのクラスに中型バイクで参加する…という、レギュレーション的にも違反とならないチョイスとなります。
ただ、逆輸入しか存在しない、カタログ落ちが基本、そのため入手が困難。
あまりの珍しさに、注目を集める事間違いなし!!しかし、確実に勝利できる…というわけでもなく、基本的な技術を要するので、練習あるのみですね
こんな車種…手に入らないにゃ…
持っていたとしても、競技に使うなんてもったいないにゃ…
それはライダーの自由ですよ。
この安全運転大会でも、やっぱり好きなバイクで勝ちたい!…ていうのはみんな思ってると思います。
勝つための車種選び!…といっているにゃ。
そこにそんな理屈なんてもってくるにゃ!
理屈じゃないですよ。
好きで選んだバイクが、たまたま有利だった…ということを言っているのですよ。
そうであれば、とても嬉しいじゃないですか。
それに…CB500のツアラーCB500Sはゼルビスの大型なんですよ!
どなたか、是非ともCB500Sで勝利してほしいですね!
そんな車種で出場する選手なんていないにゃ!
そんな車種!?
それは聞き捨てならないですね
(車種差別は絶対にいけません)
Aランク(とてもクリアしやすい)
カワサキ:ZRX1200R(1100)
もはや説明不要のビッグネイキッド!
長所:エンジンの扱いやすさと、車格に似合わぬ旋回のコンパクトさ!
短所:その重量は熟練者でなければ扱いきれない
「こんな大柄なビッグネイキッドが?」という疑問があるかも知れませんが、このZRX1200(ZRX1100)はトータルバランスに優れ、ジムカーナでも愛される万能ビッグネイキッドなのです。
パワーも申し分なく、重量に似合わぬ扱いやすさと機動力は、750ネイキッドを大きく上回る優れもの。
しかし、やはり1200ccともなると重量もすさまじく、手懐けるのもかなりの熟練を要します。
手懐けてしまえば、まさに相棒とも呼べるべき、大きさからは信じられないほどの動きを見せます。
ビッグネイキッドの主力ともいえるべき、万能マシンにゃ!
でも、ちょっと私みたいな初心者には扱えないですね…
かなり重すぎますし…
そうでもないにゃ!
このバイクは女性にも人気ある扱いやすさなのにゃ
え?師匠は乗ったことあるのですか?
無いにゃ。
でた!知ったかぶり!!
ホンダ:CB750
ホンダ:CB1300
ホンダ:CB1300SB
ヤマハ:XJR1300
カワサキ:ゼファー750/1100
ライダー憧れのビッグネイキッド!
長所:リッタークラスでも、熟練次第ではなんでもこなせる万能マシン
短所:やはり重量がネック。前述のZRX1200の万能さに比べると一歩譲ってしまう。
みんな憧れるビッグネイキッド。
結構課題も難なくこなせる車種です。
しかし、重さと有り余るパワーは、ライダーに求められる熟練度は相当なもの。
うまく乗りこなして、課題をこなしましょう。
やっぱり、ビッグネイキッドですよね!
やっぱり、この競技をビッグネイキッドでクリアするのは華にゃ!
やっぱり…足つきとか重量とか…
それは、練習にゃ。
こかしたりするのも大金が必要になるし、不安だらけです…
PICK-UP!
ホンダ:CB1100
オシャレなビッグクラシックネイキッド
安全運転大会一般Bクラスの課題車両です。
18インチのワンサイズ大きなタイヤで、少しスラロームでは違和感を感じるかも知れませんが、ホンダらしい扱いやすいハンドリングは優秀。
大会の課題を難なくこなすことができます。
しかし、柔らかすぎる足回りと、デザインを重視した重量は本番プレッシャーを感じながら乗る選手たちを苦しめます。
接地やバランス崩しによる姿勢による減点に気を付けなければいけません。
ちょっとお高いマシンなので、練習用に準備するのは困難かも知れませんが、この大会のためにこの車両を購入する選手も少なくはありません。お金持ちですね!
普通にツーリングマシンとして使えそうでかっこいいにゃ。
好き嫌いがはっきり別れそうなバイクですけどね。
Bランク(そこまで競技向けじゃないですけど…)
ホンダ:NC750
教習車!?
長所:比較的安価で手に入り、タマ数も多い。
短所:意外と機動力が低い。
実は、この車両も一般Bクラスの車両になったことがあるんにゃ!
でしたら、Bランクというのは、どういうことでしょうか?
実は結構乗りにくいんだにゃ…
ギア比が合わずに苦戦、スラロームではステップの位置から、接地しやすいんだにゃ。
さらにはホイールベースが長いために、応用千鳥などの課題はかなりの熟練が必要なんだにゃ。
このバイクって…
教習車ですね!
教習所で楽しめたというのなら、この大会も楽しめるにゃ。
このバイクって、大型なのにすごく燃費がいいんですよね!
ホンダの最新技術を用いて製作されたそうにゃ。
自動車のFitという車の技術だそうにゃ。
そして安いという驚愕なセールスポイントをたくさん引っさげて登場したんだにゃ!
でも、なんだかライダーたちからはこれじゃない感がたくさん出てて、短期で乗り換えたりとか多く見られたとか…
スペックヲタやパワーヲタなどには全くウケなかったにゃ。しかし、この経済的かつ大型という異端的な存在が教習車として大ウケ!今ではCB750やゼファー750にとって代わって教習車の主力となっているんだにゃ。
燃費の良さと扱いやすい走破性から、アドベンチャーとしても優秀ですよね。
涼香さんならVストロームを強く推してきそうですけど…
せっかくの女性ライダーもスズ菌に感染してしまっては、もう手遅れにゃ…
もったいないにゃ。
このクソネコ、轢いてもいい?
口の悪さはスズ菌とは関係なさそう…
スズキ:SV650/1000
カワサキ:Z750
ヤマハ:FZ-1
少し風変りのツアラーネイキッド
長所:サイズ的にも重量的にも比較的扱いやすい。パワーもちょうどいい
短所:実はハンドルの切れ角がネック
見掛けはとても良さそうに見えるんですが、実はハンドルの切れ角がシビアです。
特にSV650とZ750のハンドル切れ角は意外にも浅く、応用千鳥の設定次第ではクリア不可能になることもあるんです。
この車種に限らず、見かけは600クラスのネイキッドやツアラーでも、ハンドルの切れ角には要注意です。
この競技はハンドルの切れ角が勝負にかかってきますよ。
筆者が応用千鳥を最小の設定で頑張ったようですが、2往復目で詰んでしまってクリアできませんでした。
それは、ライダーの技量も関係してくるんだにゃ。
師匠はそれを言える資格があるんでしょうか…
人間の頃なら、余裕でクリアしてたにゃ!
今はGRMのチーフになっているんだにゃ!
指導員は選べませんからね…
ガチャみたいなものです。
今のGRMは相当人材不足のようですね…
ガチャ…?何か言ったにゃ?
いえ、な~んにも。
Cランク(なぜ、その車種で…)
スズキ:GSX-R1000
ヤマハ:YZF-R1
カワサキ:ZX-10R
ホンダ:CBR1000RR
憧れ…スーパースポーツ全般です。600も含みます。
長所:かっこいい!!
短所:ハンドルの切れ角が致命的、重心が上にあるのでバランスを崩すと制御が難しい
かっこいいですね!ほとんどのスポーツライダーの憧れ、スーパースポーツバイクです。
こういった競技には、正直なところ不向きすぎるのもいいところなので、わざわざこの車種で挑むのは、相当な変わり者ではないかと思いますよ。
それしかない…というのなら仕方がありませんが。
応用千鳥では浅い設定でもクリア不能、低速バランスではかなりのバランス感覚がないと、維持ができません。
とにかく目立ちます。
しかし、あのジムカーナの漫画を描いてらっしゃる作家さん:ばどみゅーみんさんは、セパハンのR750を用いて、小さな円をぐるぐると描きます。超人的なバランス感覚と熟練がものを言います。
このマシンで挑むのは、正真正銘のド「S」だにゃ。
ありすぎるパワーで低速課題は難しいし、スラローム走行も簡単ではないにゃ。
でも…この車種でクリアできるひとがいたら…憧れてしまいますね。
こういったスーパースポーツをパワーやらブランドだけで威張るのではなく、小回りなどのテクニックで冴えさせるのがカッコいいにゃ。
それは価値観だと思います。
バイクは好きで選んで、好きなように乗ればいいと思いますよ。
輸入車全般
ドカティ、BMW、MVアグスタ…など
長所:やっぱり、かっこいい!
短所:致命的とも言えるハンドルの切れ角
何度もいう事になりますが、ハンドルの切れ角が、この競技の勝負の境界線。
輸入車のハンドルの切れ角は比較的浅めに設定してあるため、それがスーパースポーツではなくネイキッドでも、ハンドルの切れ角は比較的浅いです。
そもそも、この競技に投入するくらいのブルジョワさんであれば、セカンドバイクでもう少し有利なバイクで挑戦していることでしょう。
しかし、ギャラリーや参加者の注目は最高クラスでしょう。
いいなぁ~。輸入車かぁ…
これほどの車種を準備できる財力があれば、セカンドバイクをおススメするにゃ。
何度も言いますが、この大会の車両選びは自由ですので、高級車で臨むのも悪い事ではありません。審判などに転倒するかどうかを心配されたりします。
みんなバイクが大好きですから。
ヤマハ:V-MAX
ホンダ:X4
究極のドラッガー!
直線の超加速を主としたドラッグマシン!
その加速は身体を置いて行かれるほどのパワーと、見た目のインパクトは他の選手からの注目はすごいと思います。
意外と見かけの割にハンドルの切れ角は深く、Uターンもやりやすかったりします
…が、やはり長すぎるホイールベースは、小旋回セクションで苦労させられます。
さらには、広い車格は応用千鳥でのパイロンの隙間を抜けるのに苦労します。
そしてさらには、ステップの位置が微妙で、スラロームでの車体接地で泣かされるかも知れません。
でも、デザインはかっこいいですよ!
暴れ馬を手懐けるという感じですね。
ある意味、ステータスかも知れません。
扱いは意外と悪くなかったりするにゃ。セパハンスーパースポーツよりも小回りができるけど、重さとデカさで苦労するにゃ。
お好みのバイクで大会参加できるので、この車種で参加された場合は、是非とも頑張ってほしいですよね!インパクトが凄いです。
ハーレーダビッドソン
バイクを知らない人でも知っている、有名なバイクですね
長所:有名
短所:少しジャンルが違うのか、参加者を見たことがありません。
もはや説明不要のハーレーダビッドソン。
ステージが違うと言っても過言ではありませんね。
そもそも、ハーレー乗りはこういった大会には見向きもしない人が多い気がします。
けれど、中にスポーツスターというなかなか機動性に満ちたハーレーがありますので、勝てない訳ではありません。
ハーレーで出場している選手は、今のところ見たことがありませんね。
ハーレーのことはディスってはだめにゃ。
ハーレーは至高のマシンなのにゃ。
あれ?師匠、弱気ですね。珍しい。
ハーレーはかっこいいにゃ…。
ハーレーに乗っている漢はモテるんだにゃ…。
それはどうでしょうか?
ブランドだけでどーのこーのって、さっき言ってませんでした?
ハーレー欲しいにゃ…
ハーレー団に入りたいにゃ…
なんか、変な物でも食べたんじゃないでしょうか。
ちゃお○ゅーるでも差し上げますから
そこのニトリの箪笥の下で食べておいてください。
その他…ピックアップ集
ホンダ:ゴールドウイング
ホンダ最大のツアラー
いるんです!
しかも、二人ほど見ました!!
さすがに課題クリアは難しいけれど、本当にこの車種でライテク向上したいという気持ちがいっぱいだから、応援するにゃ!
トライアンフ:スピードトリプル
世界的に有名な3気筒の紳士
兵庫県で、この車種で連覇を果たす選手がいたんです!
ハンドルの切れ角とか浅いのに、どうやってたんでしょうか?
そこは技術だにゃ。
結局、その方は全国大会を優勝して引退してしまいました…。
圧倒的な強さでしたね。
そこもガチャなんだにゃ…。
圧倒的な強さを持つ選手と出場時期が重なると、県代表争いが絶望だにゃ。
代表は各クラス一人だけなので、他クラスに逃げるという方法で代表を狙うという情けない方法しか選択肢が無いにゃ。
確かに逃げるのはかっこ悪いですが、年に一度しかないチャンスだし、来年も出られるかどうかわかりませんので、英断ともいえるべきでしょうか。逃げた先のクラスで負けたら知りませんけど
ホンダ:VFR
白バイ!…のレプリカ
当然、パトライトなど法的に装着禁止なのは外してらっしゃいましたが、白バイのレプリカで参加してた人もいました。
一見、関係者の方?かと思ったりするにゃ。
でも、VFR750Kは意外と乗りやすく、課題クリアには向いてたりするにゃ。
和歌山県大会は白バイの練習機を借りての実施でしたね!あれはライダーみんなワクワクしちゃいます。その後応募殺到で制限がかかりましたけど。
クラッチがどこでつながるかわからないくらいのガタガタな車両だにゃ…。
過酷な白バイ隊員たちの訓練が滲んでいるかのようだにゃ。
スズキ:B-KING
スズキの…
一度見たら忘れられない、超インパクトなマシンです。
勝つか負けるかというよりも、目立っていました!
やっぱり、個性的な大型バイクってステータスですよねっ!
頑張ってほしいです。
ホンダ:シルバーウイング
ホンダの主力スクーター
別にレギュレーションには違反していませんので、出場可能。
兵庫県で、この車種で入賞してた人もいらっしゃいました。
明らかに不利ですけどね
一般Bクラスのまとめ
…といった感じで、2回に分けて(分かれちゃった)お送りした安全運転大会の県大会車種選び、いかがでしたか?
基本的には好きなバイクで参加したらいいんだけど、その車種で参加できるかどうかは、大会の関係者に問い合わせる必要があるにゃ。
大型バイクは転んだら高いから、慎重に扱ってくださいね!
大型クラスは中型クラスに比べてバイクが重いし扱いも難しいから、しっかり練習してうまくなるんだにゃ。
それではみなさん、安全運転大会に向けて、しっかり準備していきましょうね!
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