ジクサー２５０でタンデム走行してみました

2021年4月9日ジクサー

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走り（パワー）について

実用領域の強さを発揮

タンデムすることによるパワーの問題。それはジクサー２５０にとってはほとんど問題ないと言ってもいいです。元々、実用領域でのパワーの出方が異常なほど強いジクサー２５０。これほど回さなくてもフツーに走り回れる２５０は類を見ないレベル。それはタンデム走行でも大きく発揮するところで、トルクがしっかりしているので、ほとんどアクセルを開けなくても快適な速度まで行き来できる印象です。回す必要はまったくありませんでした。本当に２５０なのか？

ＰＯＩＮＴ！
実用領域でのパワーはホントにピカイチだよ。それはタンデム走行になってもほとんど変わらず、回さずして快適に走れるから、ブレーキのテクニックさえ磨けば、前後の揺れはほとんど無く走れてしまうよ

振動

この振動の少なさが、さらなるジクサー２５０の快適性を産むのです。ショボイという印象の強いジクサーの鼓動。これはタンデムのロングツーリングに活かされます。後ろのライダーにも不快感と疲労を与えない優しい鼓動は、タンデムするライダーたちの疲れを小さくしてくれるでしょう。でも、やっぱり音はショボイです。

ＰＯＩＮＴ！
バイクの振動は疲れの要因のひとつだと思うけど、単気筒とは思えないジクサー２５０の振動は、それをかき消すような良さを持っています。ショボイなんて言わずに、褒めてあげてね

高速走行

タンデムによる高速走行…。所詮２５０なので大した期待はできないだろう…と思っていましたが、それはいい意味で裏切られました。実用領域のしっかりしたトルクで、吹け上がりは弱いもののメーター読みで１００ｋｍ／ｈは余裕で走れました。それは登り坂でも発揮。しっかりしたトルクでグイグイと引っ張ってくれますよ。知る人ぞ知る中国自動車道の名塩のロング坂でも快適に走破することができました。これは正直びっくりです。

ＰＯＩＮＴ！
べた褒めだけど、実際のところ余裕がかなり強くて、不満はほとんど無かったです。さすがにリッターバイクを持ってきて比べたら、それは話になりませんが、ジクサーはガンガン回して乗らなければ走れないようなバイクではありません。

ワインディング

峠はなかなかいい感じで乗れました。決して速い…というものではありませんが、ジクサー特有の低重心から、突っ込みからの寝かしこみがとてもやりやすく、後ろへの負担が少ないワインディング走行ができました。ただし、ただでさえ浅いバンク角は、二人乗りをすることにより車高が下がっているので、バンクセンサーがすぐにガリガリ言ってしまうので注意が必要です。