ジクサー並行輸入（インドジクサー）は買いか？

2021年7月22日ジクサー

じゃあ、インド仕様と国内正規輸入とは、どこが違うのか

手前が国内仕様、奥がインド仕様。特に大きく異なる点は無いようですが…色々細かい部分に違いがあるようです。

インド仕様は、サリーガードを搭載

これは結構目が行く大きな違いですが、リア左後ろにインド人の衣服巻き込み防止のサリーガードが着いています。

サリーとは…こんな感じの衣装ですが、この格好で乗るとか日本で考えるとなかなかのチャレンジャーな気がします。サリーガードで下半身を守るどころか、上半身は風でバッタバタなりまくって大変そうではあるんですが…

なお、取り外すことも可能です。なかなか場所を取りそうな感じですが…

インド仕様は、マフラーの先端がメッキ

これも、けっこう目がいく、インド仕様と区別しやすいポイント。ワンポイントが輝くのはいい感じです。

インド仕様には、サイド反射鏡が付いている

逆輸入車によく装着されている、サイド反射鏡があります。

インド仕様には、電圧計が付いている

これは国内仕様には存在しない、うらやましい機能。ＳＥＬを押していると、電圧計が表示されます。なんとなくエンジンの始動性が悪いなーとか、ヘッドライトが少し暗い？なんて思った時に確認できます！

しかし、電圧表示にしていると、距離が確認できない。

インド仕様には、前方にナンバープレートフレームが付いている

ネイキッドジクサーになりますが、インド仕様にはナンバープレートフレームが前方にもあります。フレームと溶接されているため、切断しなければ取り外すことはできません。メーターバイザーなどの装備を取り付ける際に困るかも知れません。

インド仕様には、サイドスタンドセンサーが無い

サイドスタンドセンサーとは、サイドスタンドを出したまま一速にしたらエンジンが停まるやつです。サイドスタンドを出したまま発進してしまうのを防ぐ、安全装置ですね。つまり、インド仕様ジクサーは、サイドスタンドを出したまま発進できます。（して得することは無い）

ただ、個人的な考えですが、ジクサーをサーキットやジムカーナで用いる場合、フルバンク時にステップよりも先にサイドスタンドを擦るという鬼畜仕様なので、サイドスタンドは危険な装備だったりします。本気で競技する場合は撤去することをおススメします。その時、国内仕様の場合はこのセンサーをキャンセルしなければいけませんが、インド仕様はその必要がありません！キャンセルをする必要か否かだけの問題ですが、その点ではインド仕様の方が良い？

インド仕様は謎タイヤが装着されている

インド仕様はＭＲＦｒｅＶＺ－ＦＣというラジアルタイヤが装備されています。もちろん聞いたことはありません。調べてみると、インドではトップシェアのタイヤメーカーらしいですが、グリップは話にならないとか。国内仕様にはダンロップＧＰＲ３００が装着されています。このタイヤはなかなか高価なラジアルタイヤです。個人的には何度も転ばせてもらいました。ジムカーナじゃまるでグリップしません。街乗りツーリングにおいては十分すぎる性能ですが…インドのタイヤはどうなんでしょうかね。どなたかインプレ！

インド仕様には、ＡＢＳのステッカーが無い

いやもう、本当に些細なことですが、インド仕様にはこの「ＡＢＳ」のステッカーが貼ってないです。たまたま見せてもらったインド仕様がそうだっただけかも知れませんが、単なる間違いさがしレベルの違い。ステッカーが貼ってないだけで、ＡＢＳのシステムはちゃんと装備されているのでご心配なく。

インド仕様は、タンク上の警告文が外国語

外国のバイクとしての扱いなので、当然ながらタンク上に貼られている警告シールは向こうの言葉です。英語みたいですが、英文ではないように思われます。国内仕様の文章と照らし合わせると、同じ内容のようです。これも些細な違いですが、こうして違いを見ていくと楽しいですね。

インド仕様は、国内仕様にはないカラーがある

これについては調べてみると、ホントに色んなカラーバリエーションがあるようです。ただ、こちらに輸入されているカラーはカタログでのもののようです。ちなみに１５０ですが「赤」なんてモデルが存在するのもインド仕様ならでは。指定して輸入とかは可能なのかな？