【練習日記】パイロンパーク鈴鹿にお邪魔してきました!

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約1年振り…!?

そんなに経ったのか…。
確か前回は2023年5月23日…という動画が残っていました。
仕事やプライベートが大変で、なかなか行ける機会が無かったのがきつかった。
SNSなどでパイロンパーク鈴鹿さんの盛り上がりはすごいもので、行けてなかった自分にとっては、完全に時代に取り残された感いっぱいでした。いつか行きたいと思いつつ、なかなか行けずにいました。

ひょんなことからウチにやってきたニューマシン

いつもにゃんテール練習会に来てくれる参加者さんのVTR250を時々借りて走る女性スタッフのirukaさん。
ジクサー250と違い、とても楽しそうに走り、すぐに自分のジクサー250の記録を上回ってしまうほど、乗りやすく親しみやすいと、ご評判なVTR250。
お手頃なVTR250があったら、irukaの練習用やにゃんテールの試乗車みたく投入してみるのも面白いと考えていましたが、市場でもなかなかのお値段が付いていたり、競技者同士の譲渡でも実績が付いててそれなりのお値段なので、ちょっと手が出なくて半分諦めていました。
中部の事務屋さんである有名人「とことこさん」が手放すという話があったので、お願いするもすでに引き取り先が決まっており、状況は難しいかなーっとさらに諦めに入っていました。
しかし、その引き取り先さんがキャンセルするという話になり、こちらに話を持ってきてくださいました
話が急展開!現車確認や状態とかはほぼ聞かず、そのまま即決でいっちゃいました。
相手は最前線で活躍してる事務屋さんで、ついこないだまで現役だった車両なので信用できる。
これで万人向けなVTR250で楽しめるにゃんテール生活が始まるのか!
特に改造はしていないという話もあったので、ノーマルで楽しめたら一番いいや!ってことで最優良コンテンツに出会った気がする。とことこさんありがとう。

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ついにやってきたVTR250。
でも、パッと見で明らかにノーマルとは異なる。
フロント周りなんて、まったく別のマシンのが付いてます。
アクセルから妙なものが出ていたり、リアサスが紫で微調整できるタンクなどが付随していたり…
おもって~たのとち~が~う~♪
特に改造はしていないというのは、さらに前オーナーから譲り受けてからということなので、全然ウソではない。これは…楽しそうだ。
放置期間があったということですが、セル一発で元気にエンジン掛かるし、音も静かで問題なさそう。
ノーマルとは程遠いけれど、逆にこちらの方が練習用にはもってこいだとは思われる。
ただ、ナンバーが無いので普段乗りができないのと、すぐの週末のにゃんテール練習会は雨で中止せざるを得なくなったので、どんな乗り味なのかはさっぱりわからない。
乗りにくかったらirukaさんには無用の産物となってしまうので、それだけは心配でした。

そういうときこそ、PPS

色々自分で試したい、技術を磨きたい…となれば、やはりPPSが一番いい!
ということで、たまたま連勤の中で穴が開いた日に、鈴鹿へと向かうことにしました。
一体この謎のVTR250はどんな動きをするのか?
どうしても試したくてうずうずしてしまう。

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1年以上経ってから来ることができたPPS。
久しぶりに故郷に戻って来た感がいっぱいでした。
自分も今や練習会の主催者をやっているほどに成長しました(中止ばっかしだけど)
それだけに、オープン前にブロワーかけたり設備を設置したりしている所長を見ると、やっぱりすごいなーって思います。
けれど、自分も早くに開催地で準備したりするのですが、その段階で意外とワクワクしてて楽しんでたりします。所長の場合は仕事であり義務なのでどんな印象なのかはわからないけれど、参加者に楽しんでもらえるように…という気持ちは同じだと思います。
いつもありがとうございます。

看板娘たちが迎えてくれた

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真っ先に飛び出して来るもやし…だけど、随分大きくなってだいづと間違ってしまうほど大人になっていました。
だいづは…少し皮膚の病気になっていて、あまり元気がありませんでした。
それでもゆっくりと表に出て来てくれたので、きっちりと挨拶させていただきました。
もやしは相変わらず元気。そして大きくなった分、アマガミもなかなか痛い!!
だいづはだいぶ痩せちゃって、ぷにぷにできる足の付け根の肉が無くなってしまっていました。
これではタイムアップの儀式ができない。
でも、元気そうな看板娘たちに再会できて、とても嬉しいスタートとなりました。

会いたい人にも会えた

いつもネットでしか話せない、遠く離れた同志って誰にもいるんじゃないかと思います。
そんな遠方な方ともお会いできる可能性が高いのもPPSの魅力でもあったりするんです。
位置がちょうど三重…日本の真ん中くらいなので、関西と関東に住んでいる同志がなんとか通じ合える場所なのかと思います。まあ、正直事務屋の人たちの中には距離感がぶっ飛んでる人が多いのも事実ですが、そういう一部のすげー人を除けば、そう簡単に会える距離ではありません。
そんな中で「とことこさん」と、さらに「クロベエさん」にもお会いできました。
いつもお世話になっています。

ガチのモタード勢、難しいマシンを軽快に乗りこなされています。
いつもすごいなーって思いながら、見ていますよ。
週末は大会本番だそうですので、是非とも力を出し切れるようにいけるとこまで行っちゃいましょう!!
VTR250の元オーナー「とことこさん」はトランポ整備中のため、バイク無しでの訪問でした。
お二方とも、色々お話できて良かったです。
またいつか一緒に練習できれば嬉しいですね!

さっそく、ニューマシンVTR250の試乗

比較的なだらかな「こんぶコース」を走ってみました。
第一印象としては「とにかく良く寝てくれる」といういい足しています。
ジクサーではどうにもならなかったバンク角をさらに超えてくるので、躊躇もありつつ攻め込んでいける感じです。アクセル開けながらバンク角を増やしていくという基本的である走り方がしっかりとやれるので、ジムカーナの走りを研究したい!…という方にちょっとおススメで乗ってもらいたいと思います。

ギリギリの110%くらい…及第点ってところでしょうか。
まだまだ怖がっているところがあるので、走りこめばもーちょっと詰められそうですが、今の基準がわかればいいので、これはこれで…。

少しテクニカルな要素が加わる「たらこマヨコース」にチャレンジしてみました。
オーバルの処理がかなり甘いので、もーちょっとバンク角増やしてパイロンに寄れたらなーって思いますが、走ってる時はそこまで見えていないので、後から動画を見ると色々と反省点が出てきます。
回転に関しては今のところどうにもならないので、こんなもんでしょう。
フロントの足回りがしっかりとしているので、安心して突っ込めると思います。
乗っていて楽しいと思える動きをしてくれます。

こちらもこれまたギリギリの110%切り。
事務屋さんの一つの及第点がここに詰まっているような記録を出す車両です。
限界はかなり深そうです。必死で攻めていても車両はなんともならずに安定しているので、人間がもっとやってあげられる部分が多そう。
競技で使う予定は無いので、これはこれで良しとしましょうか。

8の字GPでは…

突っ込む速さがわからないので手探りな走りですが、それでもよく曲がるし普通に加速してくれるので、あっさりと28秒台が出てくれました。
ジクサーでいいラインに載せようとしても載らない部分を、このVTR250は普通に載ってくれる。
これはとっても楽しいマシンだなという印象です。
乗る人が乗れば、かなり上を目指せる車両じゃないかと思います。

総評!

いい具合に仕上がったVTR250だと思います。
見かけはかなりのカスタムマシンですが、そこまで人を選ばないんじゃないかという素直なハンドリングが魅力的。
パワーもピーキーではなく扱いやすいので、ジムカーナの基礎が学べるいい車両だなという印象です。
今後のにゃんテール練習会で何かと活躍できればいいなと考えています。
是非、一度乗ってみてジムカーナの楽しさを感じてみてください。
楽しさを掴めたら、ステップアップしてもっとジムカーナ寄りの練習会にチャレンジしてみましょう!

PPSのスペシャル

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真夏のあっつい日でも大丈夫。
休憩できる室内はクーラーを効かせてくれています。しっかりペースを守れば熱中症にもなりません。
アイスクリームもあるし、至れり尽くせりです。
正直なところ、暑さをしのぐことができない練習会もあるので、これからの時期は熱中症の心配があるので、そういう部分はとても心強い!
こういう部分もにゃんテール練習会はしっかりと見習っていきたいところ。
あのバスのエンジン掛けさせてもらえれば、冷房使えるんだけどなぁ…たぶんアカンやろなぁ。

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所長がマシンの動きを見てくれて、セッティングのアドバイスをくれたりします。
どうすれば良いのか、方向性も教えてくれるため、タイムアップも確実に来ます。
ここまで恵まれた環境は、他にはなかなかありませんよ!やっぱりさすがPPSだなと思いました。
悩んだ時は、やっぱりここに来よう…。

ジムカーナ,レポート・日記など

Posted by magamo