パイロンパーク鈴鹿に行ってきました
約半年ぶりの参加
新型コロナ騒動で大騒ぎになった時は練習も遠征も自粛していたので、その騒動が起こる前の3月に参加した時からずっと顔を出せていませんでした。練習そのものもやってないし、大会は新型コロナの影響でことごとく中止…初の関東遠征となりそうだった「NAPSモトジムカーナ」への出場も断念せざるをえませんでした。
この秋くらいから、徐々に新型コロナ騒動が少しずつ弱くなってきたのか、ついにジムカーナの本場の「ダンロップ杯」の今年最初の最終戦が開催されました。徐々に地方大会の開催も始まります。
そこで、11月のトライジムカーナ大会とパイロンパーク鈴鹿カップの2大会にエントリー。さすがに練習せずに参加するというのは無謀なので、大会3日前に練習してきました。
会場に到着すると、いつも半分眠りながら迎えてくれる看板犬「だいづ」が歓迎してくれます。「だいず」ではありません。「だいづ」です。うちの看板娘の「あんづ」の名前もここから頂いています。
あんづです。今後ともよろしくね
他の参加者さんも、会いたかった方もいらっしゃり、そして少人数制の走り放題な空気が漂っています。中には新型SV650で来られてる方もいらっしゃいました。いい音を出しています。やっぱりVツインサウンドはいいなぁ…。
のんびりお話していると、もう開始時間が過ぎてしまっています。そろそろ準備ということで、マシンを降ろしてエンジンを掛けるのですが…
ん?
いつものやつです。
かかりません…
久しぶりではありますが、キャブ清掃やらガソリン入れたりとか積む前には元気だったはずなのに…PPS開始時はいつもそうなのです…なんでやろ?
結局、所長も手伝ってくれて、キャブまた御開帳。キャブクリやってエアでぶっとばして取り付けて始動!
…つまり、僕がキャブ清掃した後に「エアでぶっとばす」をしていなかったため、キャブクリそのものが詰まりの原因を作っていたとか…以後、気を付けます。
セッティングを大きく変えて
新品タイヤが余っていたというのもあり、手元にあるもので何とかしようということで、また前輪後輪サイズ100というエコロジーセッティングにしました。とりあえずタイヤ交換しただけなので、車高はそのままで軽く走ると…「フロントタイヤ太…!!」という、とにかく寝ない状態に。そりゃそうだ、リアタイヤが結構細く、そして車高もリアが下がっているのだからしゃーない。
とりあえず、前年度そのタイヤセッティングでやってきた突出し22mmという必殺の変更。
まあクルクルと回る。切れ込みも激しくなるし、あの時の動きが戻ってきた。
回り過ぎる
とにかく、そのセッティングでPPSが準備している特別コースのタイムを取る。あまりぱっとしないタイムが続く、とにかく得意だった左回転が全然決まらない。逆に苦手な右回転が決まる。いつ吹っ飛ぶかわからないくらいの動き。でも、これが速いこともあるんだよね。乗りやすいから速いとは限らないのがジムカーナ。
でも、怖いわ。
練習不足もあるけど、とにかく身体が内側に入らない。バイクを寝かした後に頭と上半身が外に逃げている。明らかにビビってる。これは曲がらない。…とにかくブランクがあるから仕方がないと、そのまま身体を慣らすために必死にゴリ押しで走りまくる。
やっぱり転ぶ
リアタイヤが細いのが出て、あまりにキレイな転倒をしてしまった。本人は転倒していることを知らずにそのまま心の中で走ってた。そのおかげで、足と肘を怪我する。バンク角が結構減っているので、いつものように寝かせてはいけないというのをすっかり忘れている。…だめだこりゃ。
さらに変更
昼下がりの後半、もうそろそろ他の参加者は引き上げというところで、突出しを22→15に減らす。これが結構当たる。回転の感覚が戻ってきた。バンク角に気を付けながら走ると、恐怖感も少なくなり、旋回もしやすくなった。なんとなく感覚が戻ってきた。
計測コースは楽しいです。何度も計測してしまいます。
そして、やはり参加者が少ないので走り放題!!だけど、体力が付いてこないのは年齢もある…もっと早くに存在していたら…??なんていうタラレバは無し。土日祝日に休みが取れない人には、とても強いパイロンパーク鈴鹿。いくら遠くても足を運んでしまうのは、それだけ魅力があるから。やっぱり楽しかったパイロンパーク鈴鹿。ジムカーナが面白く感じなくなった時に、自分を見つめ直すのにいいかな…
パイロンパーク鈴鹿の詳細はこちら。
トップタイムは58秒台という驚異的な数字なので、全然届かないレベルですが、走り方はだいぶ思い出して来た感じ。あさっての大会本番(!?)でも、なんとか走れるような感じになってきたかな!?
パイロンパークの夕暮れ
もう日が落ちるのが早いので、夕暮れも早くなる。このパイロンパークを後にする時の切なさと言ったら…ここを出たら、いつものしんどい日常に戻ってしまう。今回も現実逃避をありがとうPPS。また来ます。
大会レポートは、3日間で行われる大会が終わるまではアップできないルールなので、書く気合いがあれば大会後にアップできればなーと思います。
それでは!大会で会いましょう。
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