【ジムカーナ走行必須アイテム】ギクシャクするドンツキにさよなら。アイドリング調整
どんつきって?
普通にバイクに乗っているにあたっては、あまり意識したり耳にすることは無いであろう「どんつき」カンタンに体験しようとすれば、アクセルオフの状態からアクセルオンにしたときに来る衝撃(しゃくり?)のこと。ツーリング中の6速などで行えば、さほど気になるものではありませんが、1速でやるとかなりの衝撃が来ます。(普通に乗るにあたって、1速でアクセルオンオフするような状況はほとんどありません)ただ、モトジムカーナ走行においては頻繁に行うわけで、これがなかなかのくせ者になるわけです。
流れるようなスラロームコースや、幅広なパイロン間を攻める場合は、優しいアクセルワークでなんとかできるものの、こってこてな細かいセクションの連続や、大アケからの急な回転などではそのくせ者が顔をチラチラと覗かせます。そのどんつきを探りながらの走行は、結構なロスとなってしまいます。そこで!そのドンツキを消してしまう方法が二つ存在します。
・ECUで燃料噴射の調整をする
ECU(コンピューター)を触って、燃料の噴射方式などを変えてしまう方法です。どんつきを消してしまうだけでなく、アクセル開度によりどれくらいの燃料を送り込むかなども事細かく調整したり、最近の賢いECUは外から色々調整すると、元の状態に戻そうとする機能が付いていたりする賢いシステムまで搭載されているのですが、ジムカーナでは逆にそれが困る行為になってしまうので、それもキャンセルできたりと比較的幅広い設定ができたりします。…が、普段使いの燃費などに影響してしまうので、競技車両以外でやるのはちょっとどうかというところと、専門的なチューンナップになるのでなかなかの高額です。
・アイドリングを上げてしまう
アクセルバタフライの部分に噛ませてあるネジを回して、エンド位置をずらす方式です。こうすることによりアクセルをちょい開けした状態を保つことができます。まさに物理的テコ入れ。しかし前述の賢いECUを搭載したマシンだと、物理的に開けた状態に保っても、一定時間後に異常と判断したり、エンジンを切ったら、元のアイドリング状態に戻してくれるちょっと有難迷惑な機能が付いてたりします。幸い、今回の実験体ジクサー250にはその賢い機能は付いていないので、この方式を取りました。ぜひ、ご参考ください。
比較的安く改良できる
この部品を使って、やってみようと思います。紹介してくださった友人の方に感謝です。これであの忌々しいがっちょんがっちょんするあのギクシャク感から解放されるのです。期待は高まります。この商品ならネジ径もピッタリ合うのでオススメです。(なお、友人はカワサキZ400で使用されています)
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