マニアック・クイズの答え
見たことの無い、謎のマシン
さて、前回の記事からクイズの問題となった、この謎のカフェレーサーチックなこのマシン…答えはなんと
XELVIS(ゼルビス)
でした。わかりました?
こんなにも原型のイメージから大きくカスタマイズされたゼルビス。
僕は長いことXOC(ゼルビスオーナーズクラブ)に参加しており、色んなカスタムゼルビスを見てきましたが、ここまでゼルビスとはわからないカスタムは初めて見ました。
オーナーさん、驚きまくってしまい申し訳ありませんでした。
でも、意外とみなさん結構わかっていたみたいで、さすがバイク好き!って感じがします。一部の人が見事に指摘されていた通りで、この4択は消去法でいくとXELVISしか残らなくなります。
・V型エンジンであることがわかるので、クラブマンではない
・フレームの形状がトラスフレームではないので、VTR250ではない
・リアサスがモノコックではなく2本なので、VT250Fではない
これでXELVISが残ります。
それでも、まさかゼルビスであるとは思えない姿なのですが…
これが、原型のゼルビス…
…とても同じバイクとは思えませんね。
オリジナルカスタムってすごいです。ライダーのセンスと技術でここまでカスタマイズできるんです。すごく面白い!
このゼルビスのエンジン、これまた快適で乗りやすいので、ここまでカウル取っ払ってスマートにしてると、かなり軽快になっているのではないでしょうか。6速ミッションで高回転までしっかり回って、スパーダとは異なる低速トルクモリモリ、そしてVTR250の5速ミッションとも違う、幅広い回転域。
過去に「非力だ」「走らない」「曲がらない」と酷評を受けていたゼルビスですが、今改めてこのエンジンを見つめ直してみると、すごく優秀な気がするのは僕だけでしょうか?
ゼルビスも乗ってみたらわかるマシンですが、めちゃイイ奴です。
スペックヲタから見向きもされなかった車種ですが、スペックに書かれている馬力と、乗って感じるパワーとは異なります。マシンは数字で語りたくないものですね。
これがクイズとなった前回の記事です
たくさんの投票、ありがとうございました
今のバイクの需要って、どんなものなのでしょうか。
未だにナンシーおじさんという存在もあることながら、排気量を重視する文化は少し残っているようですが、それがステータスだった過去の時代とは異なるようです。
意外にも?中排気量で扱いやすいという、スペック重視な過去では見向きもされないようなSV650を公道で見かけることも多く、ライダーたちが求める車種も変わってきてると思います。
マウント取るなら、高級輸入車の大排気量でしょうが、個性が求められるバイク界隈では、それが上だとは決めつけられない、自分が好きで選んだ車種こそが最上であるという考えが大きいですよね。価値観は人それぞれですから。
それだけに、バイクメーカーは絶対売れるバイク!というものを造りづらいのが大変そうですが、どんなバイクが売れるのかわからないのが、バイクの楽しいところ。バイクは個性!惚れたバイクを選びましょう。
さらには、今回のカスタムゼルビスのオーナーのように、誰にもわからないようなびっくりカスタムを施して、スーパー個性で公道を共にする相棒を造り上げる楽しみもあります。
バイクの楽しみは無限大。
…でも、事故には気を付けましょう。
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