ジクサー２５０の燃費をさらに良くするカスタム！（フロントスプロケット交換）

そうね…わかりやすく言うと
６速まであるジクサー１５０
みたいな感じね

いや…わかりにくいだろ。

そもそも、両方乗ったことがあるという人の方が少ないんじゃないかな。
そして１５０というとパワーが無いと端的に考えてしまう人も多いけれど、１５０はものすごくバランスが良いです。
それが６速になるって思ったら…１５０ユーザーとしてはアリなんじゃない？

いや…どう転んでも２５０は１５０になれない。

でも、一度１５０ユーザーにこの仕様で乗ってもらいたいわね。
きっとおお！１５０で、しかもギア内めっちゃ広い！！６速まである！
…って感動しちゃうかも知れない。

それって、２５０ユーザーには良い事なのか悪い事なのか…

そうねぇ…加速はさらにどんくさくなって、重さまで感じるから、そこは１５０とは大違い。
アクセルをガンガン開ける人はえ！？クラッチ滑ってる？？くらいアクセルに付いてこない。
田舎道をトコトコ走るのが好きな人はアクセル開けてないのにこの速度で流せる？ってなる

まあ、言ってしまえば大人のジクサー２５０になる感じだね。

ぶっちゃけ、ロングツーリング向けだな。

ストップ・ゴーの多い街乗りでリッター４０ｋｍ超え…？

普通は３３～３５ｋｍくらいだから、これは異常じゃないか？

…それが、理屈では十分ありえる。
通勤で周囲の車のペースに合わせると６０ｋｍ／ｈくらいなんだけど、その速度だとだいたい３５００ｒｐｍくらいでだらだら走ることになるから、かなりの低回転走行になる。
ジクサー２５０の瞬発力はＥＣＵがどん臭いから無いのは仕方が無くて、これはスプロケを変えた影響はほとんどない。
元々エンジン特性の低速部分がすごく粘り強いために、スプロケをロングに振ったところで、発進から速度載せるところまではほとんど変わらない。
そのため、少ない回転数で速度が上がるようになった今回の変更によって、発進ではほとんどアクセルを開けず、早めのシフトアップであっという間に６０ｋｍ／ｈに到達できるから、相当な経済走行になる。

なんだかよくわからないけど、乗り味は悪くなってないんだね？

後は、高速走行が結構快適になってるかも知れない。
６０００ｒｐｍ：８７ｋｍ／ｈ
７０００ｒｐｍ：１１３ｋｍ／ｈ
８０００ｒｐｍ：１…

いらん。それ以上はいらんから言うな。

燃料は食うけど、ジクサー２５０でしっかりパワーを感じるのは６５００～７０００ｒｐｍあたり。
ここが純正だと１０５ｋｍ／ｈくらいだったから、高速走行は結構な余裕ができる。
…しかし、風防がないのでそのあたりの対策ができてない場合はお察し。

全体的にトルクが薄くなるから、ガンガン開けて走る人には向かないわよ。

何となくだけど、これくらいのギア比がジクサー２５０に合っているような気がする。
あまり走りを求めない人には丁度よさそう。

ジムカーナは…たぶんあかん。
でも、サーキットは楽しめそうなギア比かも。