【レポート】トライジムカーナ大会に出場してきました

2020年11月24日レポート・日記など

今シーズン最初で最後の開催

新型コロナウイルスの影響で、今シーズンはどこのイベントも閉鎖、中止などが相次ぎ、色んな趣味をお持ちのみなさんも今年は大きな影響を受けたのではないかと思います。そんなモトジムカーナ業界も大きな影響を受け、シーズン中盤までイベントの中止がなされました。

JAGE中国地方で活動するMSGC「トライ・ジムカーナ大会」もそうで、3戦のうち2戦は中止、シーズン最後となる11月8日の大会のみの開催となってしまいました。そのため、シリーズポイントの付与が無く、プレシーズンマッチ的な開催とはなったものの、度重なる大会やイベントの中止で飢えている選手たちにとってはとても嬉しいことでした。

そんな僕も、このトライジムカーナ大会に関しては、とっても特別な指定枠で走らせてもらえるだけに、参加はしないわけにはいかないくらい、自分にとって重要な大会でもあるのです。

ここの大会の特長は、地方大会ではJAGE-A級には認定されないのですが、ここトライジムカーナ大会には、シリーズポイントで7位に入れば「トライS級」というA級みたいな扱いをしてくれるランクに入ることができるのです。もちろん、そのシーズンのシリーズポイントの成績が悪ければ降格します。なかなかやりごたえのある大会なのです。

今年、僕はこのS級のゼッケン2番を頂いている…という、実に誇らしくも申し訳ない立場にいるわけで…そしてここで総合優勝すると優勝カップに名前を刻まれて、一時的に借りるという高校野球の甲子園優勝旗みたいな制度もあって、とってもアツいのです。

ジムカーナやってる人には有名すぎる名前がいっぱい。そんな中に刻まれることは誇りでもあり、申し訳ない気持ちでもあったりするのですね。総合優勝は2回目で、ふたつ入れてもらっています。

そして今回、それを返却しにいきます…。今シーズンは1戦2戦と大会が中止だったので、とっても長い間うちに居座ってくださいました。長い間どうもありがとう。そして達者でな~。

↑トライジムカーナ大会の詳細はこちら↑

雨上がりの霧の中の出発

前が見えないくらいの霧が覆って、薄暗い中早朝出発。途中にランボルギーニやらお高い車たちが大量にひゅんひゅん抜いていきました。かっこいー!そのうちの一台で、僕の生涯収入が賄えるレベルなので、それはそれは怖い光景でしたね。この世の中にはいろんな人がいるんだなぁと思います。

坂出に着いたら、お約束のラムー。ここの坂出ラムーはとてもいいのです。ほかのラムーとはちょっと違うんですよ。詳しくは言えませんが…。

会場

会場に着くと、たくさんの参加者がすでに到着していました。開門8時とはなっていますが、僕で7時半到着。それでもすでにたくさんの参加者が。早めに来ておけば色々と安心なのですよ。

そうそう、大会の立ち回りなどは、こちらを参考にしてみてください。

ジムカーナ大会本番で全力を出し切るには

会場の雰囲気はこんな感じ。ベテランはこのパイロン並びだけで、だいたいのコースを頭で描いてしまいます。天気もドライで気温も暖かい。まさにベストコンディションです。

今回のコース…ライン引っ掛けやフリーターンは皆無。難しい小回りセクションもありません。広い敷地を流れるような高速セクションで、難易度は比較的簡単…ですが、簡単となると初心者は完走しやすいのですが、上級者にとってはタイムが出やすく、昇格しにくくなるので一長一短なのです。うーん…ミニバイクの詰めるポイントがありません。8の字という基本をしっかり抑えた選手が勝ちそうです。

1ヒート目

Sクラス出走となると、だいぶ後の方の出走になるので、他の選手の走りを見たり撮影したりしながら過ごします。Sクラスはゼッケン無しという特典付きなので、いつもいらんことさせてもらっているのですが…前シーズンで総合優勝を決めた「大洗の制服」で参加…ですが、前回スカートの接触はペナルティという面白い伝説を残してしまったので、スカートを撤去する実に中途半端なスタイルで走る。「単なる変態」という微妙すぎる酷評を浴びながら出走した1ヒート…

力が入り過ぎて、転倒。突っ込み重視で考えて、無理矢理フルロックしたらフロント滑って頭から落ちた。何が起きたかよくわからなかったけど、とりあえず起こして全力で走りきる。残りを全力で走りきるのは2ヒート目に繋げるため。転んでも諦めてはいけないのです。

それにしても、最終のオーバルの1周目にスカーフを落として、2周目で自分の走行ラインを邪魔するという…

マリオカートで自分の置いたバナナを次の周で踏む

という実にカッコ悪い自爆攻撃をしてしまうことになりました…。またしてもコスプレのつまらない洗礼を浴びてしまう事に…。さらにはコース上に物を落下させるのは次は厳重に処罰します!という注意まで受けてしまって…色々すみません。

何もかも中途半端だった1ヒート。

きっちりとコスプレをこなした練習仲間のKota美ちゃんは本当に立派。

こーたの転倒日記

ブログです。ここでその姿を見ることができるかも知れません。

2ヒート目

力が入り過ぎた1ヒート。コスプレの洗礼も浴びて、とにかくつまらないことはもうやめようということで、大洗の制服を撤去して臨んだ2ヒート。とにかく力を抜いて走る…というのがあまりに表に出て大失敗。もうこれはツーリング。鋭さゼロの走りで平凡タイムに終わります…。

優勝争いなんて程遠く、ライバルやこれまで練習してきた人たちがどんどん結果を出して来ます。気合いと練習の成果がしっかりと出た大会だったのでは?と思いました。ふがいない結果に終わりましたが、こんなもんでしょうね…。

閉会式

全選手の出走が終わり、閉会式が行われます。頑張った人たちが昇格し、力を出し切った人たちが表彰されていきます。

関西たこやきレーシングのジャージが映えます!自分も一応入れてもらっていますが、きっとチーム員の人たちはその存在に…。ふだんからちゃんとチーム練習に出たり協力したりしていないと、僕みたいに寂しい思いをするので、チームに所属している人は、きっちり頑張って練習しましょう!

トライジムカーナ大会は、JAGEのじゃんけん大会みたいに、総合順位の抽選会が行われるのです。主催者のつなさんがアプリを使って抽選します。次々に出される景品の中に、最後の大当たり「新品タイヤ」が混ざっています。毎回誰もがそれが当たるのを期待しながら待つのですが…

まさかの大当たりです。自分でもよくわからない状況に喜びも表現できず、中途半端なリアクションですみません。これって…高いタイヤやんね…?

大会の結果は情けない結果でしたが、優勝カップを返却してタイヤを頂いたという変な結果に微妙な気持ちが残ったトライジムカーナ大会となりました。やっぱり大会で結果を残したいものです…。次に出られる機会があったなら、頑張りたいです。

楽しい大会を開催してくださったスタッフさんたちと、みなさんに感謝!

そして良い結果を出して入賞した選手たち、昇格できた人たち、総合優勝を飾ったムキムキマンなハスク乗りさん、おめでとうございます!次は…やっぱり負ける。

総合順位:16位

トップタイム比:105.972%

さらに踏み込んだお話はこちら

>>【雑談】深夜のお茶会♪

2020年11月24日レポート・日記など

Posted by magamo