立ちごけの敵!セルが回らない!クラッチスターターの応急処置
クラッチを握らないと、セルが回らないシステムの弱点
クラッチを握らないとセルが回らないバイク…最近のバイクに多いかなと思われる、安全を重視したシステムがあります。誤って一速のままセルを回して進んでしまって立ちごけ…などの事故を防ぐためだと思われます。(スタンドを出していれば大丈夫なのですが)
しかし、このシステムの弱点があります。転倒してクラッチレバーが折れてしまった場合は、セルが回せなくなりお手上げになってしまいます。まあ、ベテランライダーなら、押しがけで走行可能ですが、初心者ライダーだとそうもいきません。それは立ちごけでも十分発生する事故なので、意外と身近なトラブルではないかと思います。
そんなクラッチスターターが壊れたり、クラッチレバーが折れてしまった時の応急処置をご紹介します。
レバー折ったの?
いや…その…
クラッチスターターのカラクリ
これが、クラッチの根元についています。
クラッチを握ることにより、この突起が飛び出して「クラッチを握った」という判断がなされて、セルが回せるようになるカラクリです。
立ちごけなどによって、クラッチが握れなくなると、この突起物を出すことができなくなるので、セルボタンを押してもセルが回らなくなります。
そして…意外とこいつの接触不良も多いのか、クラッチを握ってもセルが回らなくなることがある現象が頻繁に起こったりします。結構焦ります。
そんで…これを使わないようにしたいなーって思いまして…
どうして?
折っちゃった♪
そっち折っちゃったの…?
(クラッチレバーじゃなくて)
何やってんだよ!
これじゃクラッチレバーどころの話じゃないぞ
この端子…めちゃくちゃ弱いわよ。
扱う時は慎重にしましょう。
そもそも、そんなところあんまり触らないぞ
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