【チャレンジ!】リアサスペンションの交換を(安く)やってみよう(ジクサー250のリアサスペンションの交換)
リアショックの取り外し
まあ、当然ながら車体の中に入っているから、色々開けなきゃいけない。
ダブルサスの場合は、外に向きだしな上、片方ずつやれば支えもあまり必要としないので楽。
モノショックサス(一本支え)の場合はなかなか面倒よ
ご存じでしょうけど…ここにいるわよ。
これ、リアショックだけ抜いちゃったらどうなるの?
背骨が取られるみたいなもんだから、車体が落ちてきてえらいことになるわよ。
エンジンとフレームなどの重い部分がのしかかってくるため、手で持ち上げるのは非常に難しい。
これだけにはならないように、きっちりと配慮しましょう。
1.外装の取り外し
ジクサー色々いじってる人は、もう慣れたでしょ?
シート、サイドカウルを左右取っ払ってね。
サイドカウルの取り外しはこちら。
ジクサーのメンテでは、とりあえずやんなきゃだめな工程だから、慣れてね。
チェーンカバーを取り外しましょう。
四点のネジボルトを外して取ります。
きったねぇ、画像の使い回しかよ
これで、サスペンションが見えてきました。
2.車体の固定
さて、先ほど申し上げましたえらいことにならないように、固定しながらリアショックの撤去をします。
車体全体を吊るとかダブルジャッキみたいに車体全体を固定できるような機材や工具が無い場合は、車用とかのミニジャッキを使います。
それには、3つのポイントを押さえておけば、結構安全に作業できます。
ポイント1:
フロントブレーキをゴムなどで握った状態で固定する。
ギアを1速に入れたら動かないんじゃないの?
いやいや…リアを浮かす作業なんだから、それは意味がないだろ。
…というか、きたねぇ雑巾だな。
固定できればなんでもいいのよ。
ポイント2:
サイドスタンド側に何か噛ませて、高さをやや平衡にする
あぁ…!あっち側に倒れた!!
こんなときも、SSBがあれば大丈夫!
いやいやいや…色んな道具やら柱とかあったら大変だろ
ポイント3:
マメジャッキを車体の本体部分に掛けて固定。
スイングアーム部分に掛けると、えらいことの手伝いになるので注意。
ジクサー250の場合は、金属の突起部分みたいなのがあるから、そことガッチリ合うよ
これで3点固定ができてるので、なかなか安定してくれるわよ。
それでも優しく作業してね。分解中に転んだらシャレにならないわ。
3.リアショックの取り外し
マメジャッキで高さを合わせながら、リアショックが一番安定する場所を探します。
リアタイヤが浮くほどまでは上げなくていいわよ。
1.まずはバッテリーを外しましょう
取れないよ!
手が邪魔して見えないけれど、この部分のカウルボルトを外すと、邪魔してる部分が少し浮くので、その隙間でバッテリーを取り出せるようになります。
これで、バッテリー交換もできるようになったわね!
バッテリーを外すときは(-)端子から外してね。
順番を間違うと、えらいことになるわよ。
バッテリーを外すと、秘密の小窓が…!!!
あまりにもデキすぎた造りだな…
2.ボルトを緩めましょう
なかなか硬い…えーいっ!!パーン!!
結構硬く固定されているので、最初はかなり硬いかも。
車体を揺らして、転ばせないように気を付けて。
あれれ…?下部分は何回転させてもぐるぐる回り続けるよ…?
下部分はボルトナット方式で固定されているので、片方をこのように逆回りしないように固定して回さないと、永遠に回り続けることになるわ…。
ボルトナットを外したら、抜きましょう。
ジャッキで高さを合わせながら、抜きやすい高さを探すのがコツ。
ジャッキで支えてあるから、えらいことにはならない…みたい。
まあ、えらいことになる場合は、上からの重量がすごくて、ボルトが抜けないからわかるわよ。
ちなみに、センタースタンドがある150の場合は考え方が逆になるらしい。
3.リアショックを取り出します。
そーっと引くように取り出しましょう。
右側にはマフラーやサイレンサーが通っているので、左側から。
こういうとき、双方出しサイレンサーだと不便だよね。
かっこいいけど…
取り出して、巻き方を見てみると…げげっ!
純正の巻き方、なんかすごくないか?
これは確かに…相当重くないと動かせない感じ。
タンデムでようやく動きを感じたからね。
さて…次はあまりオススメしない項目です。
できればプロにお任せしましょう。
バネ入れ替え編。
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