ジクサー250の燃費をさらに良くするカスタム!(フロントスプロケット交換)
ただでさえ良いと言われるジクサー250の燃費をさらに良くする方法がある
さてみなさん。
ジクサー250の燃費はネット上でもなかなかの好評価とされるほどの強さを誇っています。
街乗りではリッター30kmを切ることはほとんど無く、ツーリングではリッター40km超えはザラという…これまでの250ccマシンを凌駕する…というと言い過ぎかも知れませんが、走りでもなかなか楽しませてくれもしながら、ここまで経済的というマシンも他の追随を許さないジクサー250という存在は、なかなか珍しいものかも知れません。
そんなジクサー250の燃費をさらに良く、そしてのんびりツーリングをさらに快適にする簡単なカスタムが存在するのです。
それは…フロントスプロケット交換です。
C4317!だよ。
ザムで注文するときの参考に。
ちなみに純正は13丁だよ
残念ながら、ジクサー250のフロントスプロケの型は特別。
流用マシンが無いから需要も少なく、バイク用品店の在庫で存在する可能性は少ないわよ。
ほぼ注文になる
あとは、純正より小さくできない。
…まあ、新型の油冷エンジンだからな…
次出るというアドベンチャー型の250も同じになるんじゃね?
もちろん、リアスプロケット交換でも同じ効果が期待できるのですが…
・値段が3倍ほど高い
・丁数の変更効果が弱い
・チェーンの長さも変えなければいけない
…という弱点があります。
正直、リアスプロケット交換の方が見た目もめちゃくちゃカッコイイし、それに伴ってチェーンの色も変えちゃったりすれば、めっちゃくちゃオシャレなカスタムなのですが、いかんせん高い。
(リアスプロケット約11000えん)
(チェーン約15000えんピンキリ)
めちゃくちゃかっこいいです。
チェーン清掃とかも自己満足の余韻に浸れたりする、素晴らしい時間になったりするのも事実ではありますが、お値段が非常に高いのも事実となります。
その点、フロントスプロケット交換は
・地味
・目立たないというか見えない
…のですが、
・非常に安い(4000えんくらい)
・丁数の効果がリアの約3倍
・少しの変更なのでチェーンを変更しなくて済む場合がある
…ので、今回はフロントスプロケットを純正の13丁→14丁へと変更します。
結論から言うと、これならチェーンの変更をしなくても大丈夫です。
それでいて、リアスプロケット約3丁分の変更に近い効果が得られます。
スプロケットの変更について
バイクはこのように、エンジン側に付いているフロントスプロケット(ドライブスプロケット)がぐるぐる回ってチェーンを動かし、リアタイヤに付いてるリアスプロケット(ドリブンスプロケット)を回してバイクを進ませています。
この歯車の大きさを変えることによって、エンジンの回転数とタイヤの回転数を調整し、変化を期待することができるのです。
フロントスプロケットの変更
スプロケットを大きくする(最高速重視)
スプロケットを小さくする(加速重視)
フロントスプロケットはエンジン側に付いている歯車です。
直接ギアを回すため、丁数の変更による変化がとても大きいので、フロントサイズを1丁変えると、リアスプロケットサイズを3丁変更に相当するのです。
あとは、前項目でも書いていますがリアスプロケットに比べて安いです。
ただ、フロントスプロケカバーとチェーンの細かさの問題もあり、丁数の変更が多くて3丁ほどまで。
リアスプロケットの変更
スプロケットを大きくする(加速重視)
スプロケットを小さくする(最高速重視)
正直なところ、めちゃくちゃ目立ってかっこいいですが、高いです。
前項目でも触れましたが、丁数による変化が小さく、チェーンの長さを変更する必要も出てくるため、出費が大きいです。
あとは、フロントスプロケの変更の限界に比べて多彩な変更ができます。(それでもチェーンカバーなどとの干渉に注意)
ギア比の変更は慎重にね。
どんな特性にしたいのか計画を立ててカスタムしましょう。
結論から言うと、だいぶ乗り味変わるわよ
加速重視にすると…
・メリット
そのマシンの最高出力(馬力)を生み出す回転数が手前にやってくるため、力強い加速を感じられます。
アクセルオープン後のもたつきが少なくなり、一気に吹け上がります。
そのため、素早くパワーバンドに入れることができて、力強い加速を楽しむことができます。
・デメリット
一気に吹け上がるので、あっというまに指定ギアのレブに到達してしまいます。
そのため、シフトチェンジが忙しくなる上、ギアの最高速の頭打ちが手前にくるため、トラクターの如く太すぎる特性は、音ばっかりで前に進まないようなセッティングになってしまうことがあります。
速度が乗らないうちにガバガバ開けることになるため、燃費も落ちてしまいます。
・アクセルをガバっと開けて加速を楽しみたい
・峠の登りをガンガン走りたい
・穏やか過ぎるマシンの特性を、もっと過激にしたい
・通勤でのシグナルダッシュで前に出たい
・リアスプロケを目立たせたい
最高速重視にすると…
・メリット
1つのギア内を長く扱うことができます。パワーバンドが遠くなり、比較的穏やかな特性になります。速度とギアが後ろにずれるため、最高速が伸びます。
穏やかな回転数で速度が出せるため、高燃費が期待できます。
・デメリット
パワーバンドが遠くなると、低速がスカスカになるため、発進が難しくなることがあります。速度到達までの時間が掛かり、引っ張っても変更前ほどのパワフルな加速ができません。
穏やかな回転数で結構な速度が出ていたりするため、知らないうちに速度超過になってしまうことも。
峠の登りではかなりシフトダウンしないと走りません。街乗りでも、いつもの坂道ですらシフトダウンしなければいけなくなります。
・のんびりと田舎道を静かに走りたい人
・あまりアクセルを開けない派
・エンジンに負担をかけたくない人
・シフトチェンジがめんどくさい人
・燃費を良くしたい人
自分の走りの特性と、よく相談してね。
あとは相棒をどういうマシンにしたいのか…よく考えてね。
では、次のページから作業に入るわよ。
はーい
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