デイトナ(Daytona) バイク用 キャリア グラブバーキャリア ジクサー150(20) ジクサー250/SF250(20) 17448
新型ジクサー(20)専用のリアキャリア!エンデュランスの対抗っぽい、デイトナのリアキャリアです。まだ登場したばかりで、エンデュランスのものよりも、約5000円安い!というところで、新型ジクサーのオーナーの方々で、注目している方もいるんじゃないでしょうか?少しでもケチりたいという、安物買いの銭失いキングの僕は、わき目も振らずこちらに一直線!!…しかし、ここに大きな罠が隠れていた事に気付いたのは、商品が手元に届いた後だった…。
↓その商品はこちら↓
「これで我がジクサーもリアボックス搭載により、通勤・ツーリング快適仕様へと進化を遂げる!」
そう信じてやまない僕の脳髄に直撃してきた、一つの注意書き。この商品の説明文の中に…
※ GIVIハードケース装着不可
あぁああぁ!!(断末魔)
注意書きよりも、値段を先に見ましたね?
典型的な騙される人ですね…
騙されやすいではなく、騙されるです。
この子は二輪車安全運転大会コンテンツを担当している豊岡かすみさんです。真面目すぎるのがタマにキズです。真面目な子の毒舌というのは、非常に痛みます…。
解説や注意書きはきっちり読まないと、ホントにダメです。詐欺的な出品者だったとしたら、最新のスマホの写真を出して、注意書きに小さく「そのスマホの箱を売ります」と書いてあり、落札したら箱だけが届いた…なんていう被害もあるくらい、注意書きを読むのは大切。
今回のリアキャリアは返品も可能でしたが、送料もかかってしまうし面倒だったので、この際やれるだけやってみようと思います。購入を検討している方は、是非ともご参考ください。
予想をはるかに上回る大きな段ボールで届きました。リアキャリアってこんなに大きなものなのか?
不安はいっぱいですが、なんとかなると信じて進むしかありませんね。
箱を開けると、スッカスカな中身にぷちぷちにくるまれたリアキャリアが鎮座していました。箱の底に備品の小さなビニールが貼りつけてあります。結構な重厚感を感じます。
マッドブラックに塗装されたグラブバー。車体にぴったり溶け込みそうな色です。
POINT!
「色はマッドブラックのみ」
ジクサー250のカラーバリエーションには合いますが、150は艶があるのでぴったりとは溶け込みませんね。人気出たら色も選べるようになるんでしょうか?
取り付け
説明書にあるものを準備します。プラハンとボルトを脱着する工具のみ。たぶん車載工具だけでもできそうです。
それでは取り付けにかかります。
取り付けは簡単。リアシートを開けて…
純正のタンデムグリップを取り外します。取り外したものは、今回のグラブバーを包んでいたぷちぷちに包んで保管しておきましょう。
はしっこの穴に、キャップみたいなの(バーエンド)をプラハンで叩いて入れ込みます。気合いで手でも入ります。
グラブバーと車体の間のカラーを設置。
その上から純正のボルトで締め込むだけ。これで簡単に装着できてしまいます。
シートを閉めて…完成!
POINT!
「力を入れすぎない」
ボルトをラチェットなどで締める時、思いっきり力を入れたりすると、外れてカコーン!とカウルにキズを入れてしまったりします!慎重に丁寧に工具を扱っていきましょう。
使ってみる
デザインは、あんまり強調もしてなくていい感じ。いかんせんでっぱりまくってるリアフェンダーの存在が強すぎて、違和感を感じさせない。いいのか悪いのか…。
問題の※ GIVIハードケース装着不可問題。確かにこのほっそい溶接棒にハードケースの土台を固定して重い荷物を積んだら、余裕で折れそうだ。周囲のグラブバー本体は、ハンドル並みの太さでなかなかの強度を持っている。持って揺すると、車体ごと揺れるくらいの強度。これでホントに耐荷重4kg?デイトナさんのネガティブ思考なのでしょうか?
前のゼルビスでは、こんなショボイ鉄の棒を繋ぎ合わせて無理矢理くっつけていました。これでも問題なくトップケースを扱ってツーリングもしまくってたんですが…(ちょっと揺れてた)
とりあえず、中のほっそい貧弱そうな棒は無視して、外側のグラブバー本体に固定金具を噛ませて装着してみた。ほんの少し左にずれたけど、かなりがっちり固定できた。
リアボックスを装着しても、かなりの安定感に見える。前のゼルビスの無理矢理キャリアに比べれば、断然安定しています。
前と横から。結構トップケースがでかいので、少し不格好。なんとなくツーリングマシンっぽくなった。とりあえず、着くには着くようです。真ん中の細い棒で固定は、辞めた方がいいかも知れません。アレは折れそう。
POINT!
「あくまでメーカーは推奨していません」
注意書きにあるように、トップケース装着不可となっているため、基本的にはトップケースの装着はできません。着くには着きますが、それ以上は自己責任ということになります。
装着する際は、気を付けてください。
総評…
見かけは十分すぎるくらい、リアキャリアとトップケース装着の通勤・ツーリングバイクっぽく仕上がっていますが、いかんせんメーカー推奨ではないため、どうなるかわかりません。リアキャリアとボックスの固定感はかなりしっかりしているので、リアシート下の固定部分が折れたりなど、とんでもない事が起こらなければ…。しばらく様子見でしょうか。
デザイン :★★★★★
コスパ :★★★
使いやすさ:★★★
初心者度 :★★★
(5点満点)
POINT!
同じようにトップケースを装着したいと思ってる方、くれぐれも、自己責任でお願いしますね。
シートバッグを載せたり、荷物を紐でくくりつける…という形なら、問題なく使えそうです。もし、トップケースを安心して装着したいという方は、下のリンクの商品(エンデュランス)でやった方が無難だと思います。こちらは実績がありますので。
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