おっさんにジクサー
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峠も楽
軽快なハンドリングは、腕のレベルを問わずにジクサーは応えてくれます。タイトな峠も気持ちよく走ることができます。高級輸入車やピーキーな車両だと、腕が釣り合わないかも知れません。ベテランライダーともなると、このジクサーのトルクの塊とも言えるエンジン特性で、ほとんどのコーナーを同じギアで流すことも可能です。その力強さはとても２５０とは思えないような走りを感じさせてくれます。あなたのテクニックで、ジクサーを走らせてみれば、思った以上の楽しみが得られるかも知れません。決して速いバイクではありませんが、ワインディングは相当楽しめます。
のんびり走るのは、かなり得意
峠でもお伝えした「トルクの塊」とも言える、このジクサー２５０のエンジン特性は、のんびりと走る田舎道ではとんでもない快適さを与えてくれます。アクセルはほぼ開ける必要はありません。軽く当てる程度で４０ｋｍ／ｈ～６０ｋｍ／ｈあたりの速度を維持しながら走り続けることができます。ほどよい小さな振動とショボイ排気音が織り成す、まるで魔法のじゅうたんのようなのんびりさと心地よさを与えてくれます。これはベテランツーリングライダーを唸らせる魅力の1つではないかと確信しています。