【チャレンジ!】安い!カンタン!早い!ユーザー車検に挑戦してみよう(SV650S)

2023年7月6日レポート・日記など,初心者メンテナンス,SV650S

車検は切れる一か月前から受けられる

車検満了日の一か月前から受けることができます。

この赤い四角の部分に書かれている満了日から一カ月前なので、7月2日から受けることが可能ということがわかります。まず、この一か月間で平日に休みが取れるスケジュールを考えておかなければなりません。

東京ナンバーなんてあるの?

聞いたことは無いね

いい加減よねぇ…

今回は、迫る車検満了日のSV650Sを使って、一緒に車検を見て行こうと思います。ナンバー枠に緑色の淵が付いている二輪は、車検を受ける必要があります。

1.まずは愛車の点検…

当然ですが、車検を通すための最低限の点検をしておかなければいけません。重点的に見られる部分だけはしっかりおさえておきましょう。

・ヘッドライト(ハイビームも)
・ウインカー左右
・ブレーキランプ(フロント・リア)
・クラクション
・タイヤの残り…
・チェーンのたるみ
・サスペンションのオイル滲み
—–改造箇所——
・ハンドル(幅)
・スクリーン(高さを計られる)
・ナンバー関係
・マフラー(排ガス規制)

・ヘッドライト

言うまでも無く、点灯してなきゃ公道走れません(切り替え可能な旧車を除く)ライトの光軸や光量などのテストもあるので、点かなきゃ即お帰りです。ハイビームの切り替えもきちんと確認です。

・ウインカー

右と左とチカチカさせて、前後共に切れていないことを確認しときましょう。ハイフラ(めっちゃ早く点滅する)になってたら、前後どちらかが切れている可能性があります。

・ブレーキランプ

後ろに手を当てて、ブレーキレバーを握って確認、ブレーキペダルを踏んで確認…と前後それぞれの点灯を確認しましょう。リアブレーキペダルの反応が渋くて点かない!というパターンも多いので、しっかり確認しておきましょう。

・クラクション

普段あんまり使わないから、いざ鳴らすと接触不良などで鳴らなかったり…するかも知れません。あとは使用電力が強いようで、バッテリーが弱ってる場合は悲しい音が鳴る事があるので、その辺もチェック。バッテリーも新しいのにしておけば安心!

・タイヤの残り…

今回の場合はアマリングがベストなのです。ジムカーナやサーキットでサイドだけ丸坊主でもアウトです。(タイヤパターンでごまかせる?)ごまかすのはリスクが高いので、ちゃんと溝があるタイヤで挑みましょう。0.8センチ(8ミリ)残っていればオッケーだそうです。スリップサインが登場していたら…交換しておきましょう。

・チェーンのたるみ

これはチェックされませんが、あまりにたるんでるのを見られると、相手もプロですので「おいおい…このバイク大丈夫かいな?」って見られ方になり、さらに他部分のチェックが厳しくなることになるかも知れません。第一印象も大切。礼装はきっちりとしましょう。

・サスペンションオイル滲み

これは車検うんぬんよりも基本的に良くない項目ですよね…オイル滲みを拭き取ってなんとか欺くことはできそうですが、バイクの楽しさも超半減するので、修理しておきましょう…。

※カスタム箇所は注意!

・ハンドル(高さ・幅)

ハンドルのポジションをアップしていたり、幅を広くしていたりすると注意しなければいけません。車検証の高さと幅を超えてしまうと、構造変更の書類が必要になります。今回、うちのSV650Sはセパハンからバーハンドル化しているので、この部分がどうなるのか気になるところです。

・スクリーン(ロング化など)

ツーリングを快適にするために、カウルから伸びるスクリーンを大きくしているカスタムも注意です。バイク全体の高さが変わることになるので、これも構造変更の書類が必要になることがあります。ノーマルのスクリーンに戻して車検に挑むといいでしょう。ただ、そのスクリーンがお気に入りだとか、この高さになっているカスタムでずっとやっていくんだという方は、構造変更で通した方がいいかも知れません。構造変更は悪いというわけではありません。

・ナンバー関係

フェンダーレスやナンバープレートを違った場所に着けていたりするカスタムも注意してください。まず反射鏡が必要なので、意外と反射鏡が無いフェンダーレスカスタムがありますので、無いと車検が通りません。応急的に着けられる反射鏡キットみたいなのがあるので、それでクリアしましょう。平成28年4月1日から規制が変わっています。ハーレーとかアメリカンがやってる、サイドに着けて縦向きというのがダメになっていたりするので、要確認です。

・マフラー

このカスタムが一番車検として気にしなければいけない部分でしょう。排ガス規制と音をクリアしなければならないので、かっちょいい爆音マフラーや、キラキラチタンのフルエキマフラーとかでバッチリ決めたいのがライダーの心情ですが…。音を小さくするために、バッフルをいつでもカポッ!というのは禁止だそうです。外せないように溶接したりで一体化させてたらいいのですが、爆音マフラーはそれでも爆音なので通しづらいとか。検査官がちょっと注意してかかってくる部分のようです。

2023年7月6日レポート・日記など,初心者メンテナンス,SV650S

Posted by magamo