激安!ドライブレコーダー付きインカム(FreedConn)は果たして使えるのか?徹底攻略!

ジクサー,ツーリング,初心者メンテナンス,SV650S

R1PLUSの使い方と各機能の紹介

予想に反するジャパニーズフレンドリーな内容に驚きを隠せないのですが、この製品の掲げる機能を実際に使ってみてレビューしていこうと思います。
正直なところ、インカムとドラレコの機能を両方搭載しつつ、さらによくわからん色んな機能をひっさげて12000円くらいの破格で手に入るのは、お得すぎると思うのですがどうでしょうかね…。

説明書(マニュアル)

ちょっぴり怪しい日本語と、多機能をアピールする項目の数々
これだけ見ると、かなりの機能を有してる感じがしますね!
期待は膨らんでいきます。
さて、早速使っていきたいと思います!

インカムとしての機能(ペアリングのやり方)

まずは、これ。
音楽などを聴きながら楽しくツーリングするのに必須なブルートゥース。
このアピールの力、見せてもらいましょうか。

まず、携帯電話やMP3プレイヤーとの接続(ペアリング)をします。

この多機能ボタンを押しっぱなしにします。
すると…なんと!日本語で「フリーコム製品へようこそ!」と日本語のアナウンスが流れます!!その後さらに「バッテリー残量、○○%」というリップサービスまで!微妙にありがたさを感じる意外性をいきなり見せてくれた製品。
そういや、製品特徴の紹介という先ほどの画像の中に「音声ガイド・ユニークな音声ガイドで、適切な操作を素早く案内します」と書かれています。

ユニークに素早く??なにいうてんねん??なんやねんユニークって。。。
と心で突っ込みを入れていたのですが、なんだか妙に納得させられて負けてしまった気分…。
いい意味で裏切られた感じなので、良しとしましょう。
説明書は日本語、ガイダンスまで日本語という、日本に向けたメーカーの気合いを感じます。
ここまで日本をマーケットに絞った製品であるというだけで、期待はさらに高まります。
話が反れてしまいましたが、多機能ボタンを押しっぱなしにして、その「フリーコムへ製品へようこそ!」のガイダンスが流れた後も、さらに多機能ボタンを押し続けます

すると…「ペアリング」と日本語のガイダンスが流れます。

Bluetooth表示ライトが赤く点滅します。
その状態で、携帯電話のBluetoothで検索をかけます。

R1-Plusが見つかるので、それをクリックして繋ぎに行きましょう。

これで接続完了です!
スマホとインカムが繋がったので、音楽も聴けるし電話もできるようになりました。
これ以降は、ペアリング済みという扱いなので、次から電源を入れるだけで携帯と勝手にペアリングしてくれるんですが…
してくれない時もあります。
気まぐれすぎ。

POINT!
インカムとして使ってみた感想。
音楽も普通に聴けるし、LINE電話による通話もしっかりできました。
電池も異様に持ちそうなので、普通に使うインカムとしては及第点。
音質に関しては普通なので、そこにこだわるなら高価なインカムを選ぼう。
ツーリングで楽しむなら十分なスペックだよ

気になったところ…
一度ペアリングすれば、次から自動的に繋がるシステムとなっているようだけど…つながらないこともあるわよ。(頻繁)
そうなると、もう一度ペアリングしなおす必要があるわ。
あとは、接続できた後、ミュージックを聴けるようになるまでのタイムラグが大きいのが気になりました。
ペアリング済みな状態での自動的に繋がる仕様は、はっきりしてほしいわね。

外国語モード

スマホも何も繋いでいない状態で多機能ボタンをダブルクリックすることで、日本語のガイダンスから中国語と英語へと切り替えることができます。
単にインカムを操作するために、わざわざバイリンガルで修羅の道を歩もうとするほど暇ではないので、この機能に関しては個人的には必要ありません。

英語と中国語の勉強になるわよ。
イーガーコーテーリャン♪

それ、餃子の王将…

FMラジオ機能

携帯などのメディアと繋げた状態で、○の多機能ボタンをダブルクリック(2回押し)すると、ピポっと鳴ってラジオモードに切り替わります。
ラジオモードになった後は、多機能ボタンの周りがダイヤルになっているのですが、そのダイヤル全体をチョンっと一度当てると、チューニングが始まり、自動的にラジオ局を探してくれます。
ザーザーとすげー音が耳から脳髄を襲います。
使用する際は気を付けること。
(ボリューム変え方がわからん)

気になったところ…
ラジオはザーザー音が混ざりまくって、あんまり聴けないわよ。
チューニングもさっぱりで、なかなか局を探し当ててくれないわ。
試した場所が田舎なのがいけないかも知れないけれど、一般家庭のラジオはしっかりと受信しているから、ちょっとこのインカムのラジオは頼りないかもね。

音声案内の呼び出し

音声ガイダンス。
何か?俗に言う「オッケー♪グーグル」ってやつです。

ブルートゥースでスマホと接続している状態で、またこの多機能ボタンを約2秒ほど押すと「ポッ」という音がするので、すぐ離す。
すると「音声案内を立ち上げます」という声がします。
スマホ側の音声ガイダンスアプリが立ち上がるので(これはみなさんがスマホ側に設定されているアプリ)ヘルメットのマイクに向かって指示してみましょう。

お腹が空いたのでラーメン食べたいという庶民ど真ん中ストレートな叫びをぶつけると、ちゃんと反応してくれました。

やるやん!
もはや手を使わずしてスマホを操れる!!
そんな時代が来たのか。
それも、このインカムを通して!!
すごくね??
しかし、この先は自分で操作しなければならない。

POINT!
これってすごいと思わない?
今どきの高級インカムには常備されているシステムかな?
使いこなせばバイクライフの楽しさも数倍に膨れ上がる!

気になるところ…
押す長さを間違うとシステムが終了してしまうわよ。
後は、結局のところスマホを操作しなくちゃならないので、スマホを使いこなせてない人にはまだ無用な機能。
スマホを自在に扱える人にとっては、これを入り口に多彩な使い方ができるのかしら?
今度色々教えてね♪

年寄りに最先端は難しいってことだ。
時代に乗り遅れないようにね。

充電中にも使用でき

充電中にも使用でき
微妙なニュアンスですが、言わんとしてることは伝わります。
充電しながらでも使えるということでしょう。
前に使ってたインカムは、イヤホンやマイクを接続する口部分が充電口となっていたため、充電するときはインカム使用不可となっていました。
しかし、この製品は別口に充電口を持っていますので、ここに充電を差したまま使えるよってことでしょう。

充電器からのアプローチはそれぞれにお任せします。
バイク乗りながらこの部分に線を繋いで走るのはなかなかリスキー。
そのあたりはマルチメディアに富んだ読者さんのアイデアで色々できそうなので、夢は膨らみます。
後述となりますが、インカムでカメラと同時使用をすると、一気に電池の消耗が高まります。そういった点ではこれはとても強い機能なのかも知れません。

説明文の「計画に遅れないように、自由にサイクリングできる」ってどういう意味なのかしら?

そういったところは、放っといてあげてくれ…

携帯2個接続でき

ブルートゥースを二つ同時に接続できるらしい。
イマイチ何の意味があるのかわからないけれど、一台を通話、もう一台は音楽…という使い方をするのでしょうか?それなら一台で全部やれるし…地図ナビと電話用?…なら便利そうですね。
それでも一台で賄えそうです。
着信漏れを逃さない!!というアピールから、常に株の動きを見張ったり、客先からの連絡を逃さないようにという働き者な人には2台でも足りねーよ!!ってなるかも知れませんが、そういう人向けなのかな?

せっかくのツーリング休日なんだから…仕事の事なんて考えずに楽しみましょう

一般庶民にはわからない世界だね。

いやいや…そこまでバリバリアンテナ伸ばす稼ぎ頭なビジネスマンなら、こんな安いインカム使ってないだろ

他社インカムと接続できるのか?

6台同時接続という謳い文句にもあるように、インカム同士のペアリングが6台同時に可能だそうです。
やり方は、ブルートゥースのペアリングをするときのように…

多機能ボタンを押しっぱなしにしたまま、2段階の音がするまで待つ。
そして、両方のインカムを同じくペアリング状態にして、多機能ボタンをチョン押しすると、相手を探しに行くというインカム共通な手法。
それを、他社のインカムでやってみる。

だめでした。

おなじフリードコムのR1を準備しなければいけないようです。
ツーリング仲間6人がみんなこの機種を…というのは、かなりハードルが高いと思います
まあ、スマホとブルートゥースが繋がった仲間が集まれば、グループLINE通話で普通に会話できるので、そこまでペアリング通話にこだわることも無いと思います。はぐれてペアリングの電波が途切れたらめんどくさいし。

おなじメーカーの別インカムなら、繋がるかも知れないわね…。
そこまで試す余裕がありませんでしたので、できた方は教えてくださいね

さて、次のページからは、いよいよこのインカムの最大の機能「ドライブレコーダー」について試していきたいと思います。