ジクサー250で8の字GPに挑戦!(パーツレビュー)
8の字GPにおけるジクサー250、走りのパーツの性能とは?
モトジムカーナの目安ともなる8の字GP。これをジクサー250で走りこんでみて、数字がはっきり出たので、走りのパーツカスタムたちのレビューをしていきたいと思います。
8の字GP、初の30秒切りです。
この時の装備は、フロントスプロケットをロング寄りのセッティングにしており、あまりジムカーナ向きではない感じではありました。
8の字GP、初の28秒台突入です。
フロントスプロケットをノーマルに戻し、再び8の字GPのタイムアタックに挑んできました。
大きく体感できるほどの加速は体感できなかったものの、タイムは大きく更新できました。
8の字GP、安定して29秒前半がデフォルトになります。
マフラーをノーマルに戻して、計測してきました。
明らかに加速の太さを体感できました。非常にバランスが良く感じるジクサーとなりました。
…結局、ノーマルが一番よかったのよね…
パーツについてのレビュー
さて、何かとジクサー250をカスタムしてきたわけですが、ここでジムカーナの…特に8の字GPで使ってみた影響とおすすめ、そして普段使いも含めた感想を述べていってもらいたいと思います。
山崎ちくさ:ジムカーナや競技におけるオススメ度
わたしはジムカーナにおける感想をお伝えしますよ
早島あんづ:ツーリングから初心者講習会
通勤やツーリングなどを含む、一般的なライダー向けでオススメするよ。
エンジョイ勢って感じかな。
豊岡かすみ:初心者ライダーやツーリングライダーへ
まだジクサーに乗り始めて間もない初心者ライダーさんや、オフ会などで集まって楽しんだりする、見かけ重視なライダーさん向けへのオススメを紹介します。
タイヤ
ディアブロスーパーコルサV3ーSC1(の中古)
◎:必須レベル
タイムアップには必須です。お金でタイムを買う…
しかもサーキットでおいしいところを終わらせた中古でもすごかった。
ジムカーナでタイム出すなら、ハイグリップタイヤが無いと難しいかな…
エンジョイ勢はハマりすぎたらダメよ…
△:ツーリングでも使えないことはない
もちろん公道走行可能だから、ツーリングでも通勤でも使えるけど…
ちょっともったいないよね。ライフも意外と長かったりするよ。
ただ…冷え切った路面はまるで食わないので冬の路面には気を付けよう。
×:初心者が手を出すものではない
あんづさんも言ってるように、温めないと冬はホントに危険です。
おそらくタイヤで相談して初心者にはオススメされないと思います…
実際、一番大きな影響を出すパーツ…なんですね。
タイム出すなら無いといけないレベル。ガチのジムカーナ大会勝負な人となると、ピレリではダンロップ公式戦に出られないので、ダンロップのハイグリップタイヤを選びましょう。
もともとサーキット乗りの方から中古で譲っていただいたものなので、サーキットでも大活躍だそうです。
おそらく公道走行可能なタイヤの中ではトップクラスのグリップ力を誇っていますが、意外とライフも長いという、ベテランライダーに愛される所以な顔も持ち合わせています。
…まあ、ジクサーにこんなタイヤを入れている姿を見たら、正直なところカタギではありません。
イキリだけで入れてると、冬場えらいことになるのでやめておきましょう。
転倒防止対策
SSB
◎:入れなさい
ホントにジムカーナを楽しみたいのであれば、無いとダメ。
控えめに言っても無いとダメ。裸足で外を歩くようなものよ。
〇:無理にとは言えません
あればもちろん、バイクも身体も守ってくれるので、いいことに越したことはないですが、なんせ高額なので必須とまではいかないよ。
△:特に必要ありません
どうしてもゴツゴツしてしまうし、立ちごけから守るにするにはちょっと大げさすぎるほどでしょうか。でも見かけもスマートでスタイリッシュ。お金に超余裕があれば、ファッションで装備するのもありでしょうか。
ジムカーナでペースが上がってくると、転倒がつきまとってきます。
正直なところ、無いと厳しいです。身体もかなり守ってくれるので、ケガで仕事を休むことも防ぐことができますよ。
今のところ、ネイキッドジクサーのみのラインナップなので、フルカウルSF乗りには厳しい現実かもしれません。とにかく軽くて頑丈なので、普段乗りにも影響はほとんどありません。
アイドリング調整
◎:必須
ジムカーナ走行をやるにあたって、必要不可欠パーツね。
ECUの個体差があるようだけど、1速のドン付きがひどい場合は無いとお話にならない。現在(令和4年)の時点ではジクサー250のECU書き換えはできないので、これでごまかすしかないわね。
2500回転~3000回転ほどの、少しドン付き感が残るくらいでいいわよ。それ以上回転数を上げちゃうと、確かにドン付きが無くなって走りやすくなるけれど、大事なテクニックが発見しづらくなるから気を付けてね。
○:無いとダメというほどではない
あれば、スラローム走行が1速でスムーズに走ることができるようになるけれど、ノーマル状態でもできないことはないので、強いて付けなければいけないほどでもないよ。ただ、安いので頻繁に講習会などに参加する場合は付けておくといいかも。
一般的なツーリングや通勤などの公道走行では使うことは無いよ。
×:いりません
初心者さんが一般的にジクサーに乗ってバイクライフを送るにあたっては、アイドリングをいじるようなことは必要ありません。それに、あまりいじりすぎるとエラーを吐いてしまいます。
ジムカーナやるにあたっては、正直なところ必須アイテムの一つです。
うちのジクサーがひどいのか、ノーマル状態の1速のドン付きは、とてもジムカーナ走行では使い物になりません。ちくささんの言うくらい2500回転~3000回転ちょいくらいで安定させる、ちょい上げがオススメです。多少のドン付きは残りますが、これくらいならアクセルワークで気にならない程度まで消せますし、上げすぎると大事なテクニック…つまり減速による多彩な技術が見えなくなります。エラーが出ても厄介なので…。
ワンウェイバルブ
△:影響はほとんど感じられない
アクセルオフでのエンブレが弱くなるんだけども、上級者になればなるほどアクセルオフで待つ時間が無くなるので、ほぼほぼ必要なくなるわね。
わずかなコンマ何秒の世界で多少影響していたのかも知れないけれど、体感できるほどの装備ではありません。値段の割に…って感じ。別にいらないわ。
〇:エンブレ軽減によるメリットはある
エンブレ軽減によって、ロングツーリングなどでのアクセルオン・オフの揺れによる細かい疲労は、気づかないうちに軽減されているかも。
ただ、ちくささんも言っている通り、値段相応な変化ではないし、何より見えないのでファッション性も…うーん。
×:必要なし
初心者さんには効果のほどもよくわからないし、見えないところにあるし、メンテナンス箇所も増えてしまうので、いらないです。
細かいアクセルワークによるタイムの影響が出ているのかも知れませんが、その効果が絶大とは言い難い…ECUによるドン付きが弱くなるわけでもないので、値段ほどの恩恵は無いと思います。
お金に余裕があったら、取り付けてみてください。
フロントスプロケット
△:コースによっては…
出だしに結構影響が出たわね。どんくさい印象がさらに強くなった感じ。
アクセルのレスポンスが穏やかだったから、速度を殺さない走りなら、幅広く対応できそうだけれど、8の字GPではちょっとだけもたつく印象がありました。ロングに振ったからタイムが大きく落ちた…というほどでもありません。意外と走れましたよ。
関東のような流れるアケアケなコースレイアウトなら、アリかも知れないわね。
◎:幅広い対応にオススメできる
確かに少し加速が落ちるけれど、少ない回転数で心地よい速度を維持できたり、何よりうまく乗れば燃費をかなり伸ばすことができるよ。
ベテランがジクサー250でツーリングすると、その良さを実感できるかもしれない。エンジョイ勢な講習会でも、扱いこなせばじゅうぶん走れる!
○:発進が少し重たくなる
エンジン特性を穏やかに扱えるし、燃費も伸びるんですけど、登り坂や発進に結構影響が出てしまうので、初心者には少しクセのあるジクサーとなるかも知れません。
でも、もともとトルクのあるジクサーなので、マルチエンジンなマシンと違って、びっくりするほど扱いが変わるほどでもないので、オススメですよ。
ジクサー250の特性が結構変わります。
低速がスカスカになるほどではありませんが、トルクが広がる感じなので全体的に穏やか志向へと変化します。ゆえにジムカーナのような激しいオンオフな扱いとなると、かなりどんくさい印象がありました。でもタイムはそれほど違いが無いのは、加速力が落ちる…というわけでもなさそうです。
のんびりツーリングに持っていく人には結構オススメ。
プラグコード
◎:コストを考えれば優秀
大きな変化は得られないけれど、消耗品交換として考えると確実に良くなってる。
変えた直後のアクセルオン時の心地よさはなかなかのものよ。
そういう細かい出力で、微妙なタイム削りができているかもね。
ジクサーは単発だから安くていいわよ。オススメしておくわ
◎:安くて走りが元気になるよ
ちくささんも言ってるけど、大きな変化は得られないけれども、元気な鼓動を感じられるよ。何より安いしデメリットが無いのがいいね。
交換も簡単だから是非ともチャレンジしてみてね!
◎:初心者でも簡単
走りの違いは全然わからないけれど、消耗品の交換ということで純正にするんならここはカスタムしてみましょうという感じで考えれば。
交換して悪くなることが見つからないので優秀だと思いますよ。
ただ、ジクサー250の場合は外からはほとんど見えないので、カスタムポイントアピールとしては全く気付いてもらえませんね。
交換も簡単だし、値段もお手頃。
交換直後に感じられるちょっとしたトルクアップは気分的にうれしい感じです。
それが大きくタイムに影響している…とは言いにくいですが、悪くなる要素はありません。言わなきゃわかってもらえないカスタムポイントですが、コストパフォーマンスを考えれば超優秀なカスタムだと思います。
イグニッションコイル根元からごっそり交換できるジクサーだとなおさら効果がある…ように感じます
プラグ
◎:やれるならやった方がいい
上記のプラグケーブルとセットで考えれば、是非ともやっておきたいわね。安い新品プラグにマメに交換するのもアリだけど、単発だしどうせならいいものを。
こちらもデメリットが見当たらないし、パワーでタイムに少なからず貢献してくれたかも知れないから、オススメよ。
◎:消耗品交換としてグッド!
こちらもケーブルと同じく、消耗品交換として行うと元気になるのが実感できるよ。エンジンの始動性も若干良くなるし、トルクアップもほんの少しは感じるから、ツーリングで知らないうちにいい走りになっているとかあるかも。
紹介動画のような見違えるような変化は感じないけど、デメリットが無いのでお金に余裕があれば入れておくといいかもね。
◎:初心者でも安心!
交換が簡単です。それにデメリットがありません。
強いて言うなら「見えない」のでカスタムアピールとしては効果ゼロ。中身が大事ですよね!
初めてのカスタムとして挑戦してみてはどうでしょう?
これもプラグケーブルと同じく、消耗品交換としてのカスタムと考えるのがいいと思います。交換直後に感じられるちょっとしたパワーアップは、ひょっとしたらタイムに影響出てくれていたかも知れません。安くてお手軽にやれるカスタムなので、是非とも挑戦してみてはいかがでしょうか。
マフラー
△:ジムカーナだとオススメできない
低速が抜けちゃうから、音ばっかしで前に進まないわよ。
ジクサー250の高回転はお察しなので、マフラーによるパワーアップはジムカーナ上では感じられなかったわね…。ジムカーナの走りにおいてはデメリットの方が上回ってる感じ。メリットとしては、3kgほどの軽量化と右側へのバンク角アップがのぞめたかな。ノーマルマフラーの出力バランスがとても優れてると思うわよ。
…ただ、重いわね。
〇:安くフルエキカスタムできるのは魅力
この値段でフルエキマフラーカスタムができるのは、他には考えられないほどのコスパだね。走りもツーリングや通勤では大きく落ちるようなことは無いから、マフラーカスタムを楽しむにはじゅうぶん。燃費もそう変わらないので、カスタムする楽しさを安く味わえるのが魅力だよ。
…ただ、早朝乗るとか密集した住宅地でエンジン掛けるとかだと、ちょっとうるさいね。
◎:お手軽にマフラーカスタム!
カスタムアピールとしては最高クラスです。メッキのピッカピカなスタイルでジクサーのカッコよさを引き立たせる事ができますよ。
くすんだ色で、形もあまりカッコよくないノーマルマフラーに比べて、洗車もし甲斐があるリアライズマフラーは所有感は抜群。
バイクライフが一層楽しくなります!…けど、音にはじゅうぶん気を付けてください。
マフラーフルエキカスタム!リアライズマフラーはそんな大きなカスタムを安価で実現させてくれる素晴らしいマフラーです。
形もかなりかっこいいし、ジクサーがかなり男前になります。
…しかし、ジムカーナ走行においては、アクセルオンからの飛び出しでぬっけぬけの加速低下は否めない。ノーマルマフラーに交換しての8の字アタックではその影響を大きく感じました。
ただ、自己ベストタイムが大きく変わらないのは、ひょっとしたらデメリットは影響していないのかも知れませんね。私がノーマルに戻したのは、単に早朝出勤で近所迷惑に気遣ったため。タイムアップを狙ったためだけではありませんのであしからず。
フロントサスペンション
◎:大きく貢献したと思う
フロントサスペンションをノーマルからハイパープロへの変更は、個人的にはとても大きな影響が出たと思うわよ。柔らかすぎるノーマルに比べ、さらに柔らかく踏ん張る力があるから、フロントフォークが縮んだまま落ち着くので、安心して旋回できる。
リアが硬すぎるのか、底着きしてしまう事があるけれど、個人的には好きな足回りになったと思うわ。
ジムカーナやるなら、是非とも入れてみてほしいパーツよ。オススメ。
◎:乗り心地が変わる
ジクサー250で8000回転くらい?になると、超振動でフロント周りが「ビーン!」と震える不快な振動が消えるよ。それだけ細かいショックを吸収してくれているのかな。ロングツーリングでの細かいギャップを吸収してくれると思うので、疲労もあまり感じなくなったよ。ワインディングでも、コーナー入り口で変化はしっかり感じられるし、走りにこだわりだしたら変えてみるのもオススメするよ。
安い!…とは言えないけれど、リアサスフルカスタマイズを考えればかなりの低コスト。交換もなんとか自分でチャレンジできるレベルだよ。
△:まったく見えないカスタム
フロントフォークの中身を交換してしまうカスタムです。なので、カスタムアピールとしての外観の変化はゼロですよ。何も変わりません。
初心者ではあまり変化は感じないですね…。
それほど有用なカスタムではありませんので、強いてやる必要は無いと思います。
このフロントの動きはかなりお気に入りです。
他のノーマルジクサーで旋回させてもらうと、その違いは歴然です。
しっかり入るフロント過重は、ひょっとしたら乗った選手は「これ乗りやすい!」って言うかも知れませんが、うちのジクサーのフロントはノーマルではありません。
普段乗りでも振動を抑えてくれているので、やって失敗した印象はゼロなので、個人的にはオススメ。目立ちたい人には全く無意味なカスタムなんですがね…
リアサスペンション
×:ノーマルショックを変えなきゃダメ
根本的にノーマルショックが硬すぎるから、バネだけ変えても全く仕事しない足回りだわ…。バンクの入が少し安定するけど、旋回中は全く仕事しないわよ。
ジムカーナで効果を出すには、バネだけじゃなくショックも変えないとお話にならないわ。
期待してただけに残念…
〇:ワインディングで変化を感じる
ちくささんの言うように、激しい走りでは全くダメみたいだね…。
だけど、ツーリングでのワインディングでは、なかなか変わるよ。
特にコーナーの入り口で落ち着いたコーナーインができると思うよ。
あとはフロントと同じく、細かいギャップを吸収してくれているらしいので、ツーリング疲れが軽減されるのもいいところかな。
値段相応な変化…といわれるとちょっと難しいかな。
△:足つきはさほど変わらない
バネが柔らかくなるということで、足つきが良くなるかなぁ…と思ったけど、さほど変わりません。カスタムアピールポイントとしては、覗いてもらって変化に気づくというマニア向けなカスタムになります。チョイノリではさほど変化は感じられないので、初心者には効果は薄いと思いますよ。
もともと、インドでの二人乗りかそれ以上の重さに耐える設計がなされているのか、ノーマルサスとショックの硬さはえげつないです。それにバネを柔らかくしても、一瞬の入りは良くてもショックがそれを許さない形になっているようで、8の字などの縮んで頑張ってほしいようなシチュエーションでは、まるで仕事してくれません。8の字の動画のとおり、リアの足回りはさっぱり仕事していない印象です。
期待していただけに、ちょっと残念…
ライポジ強制アイテム
◎:効果絶大
大きさ、硬さ、効果…すべてが優秀。
ジクサーのシートは坂になっており、後ろの荷重を維持したくてもすぐに前に滑ってしまうのよね。それをガードしてくれるのがこのシナモロール。
絶妙な大きさと硬さで、ベストポジションをしっかりとキープしてくれるわよ。
文句なしの今回のジムカーナ走行で最高クラスの貢献を見せたパーツよ!
いやいやいや…これはパーツと違うだろ。
×:こうして使うものではない
こんな使い方すると、シナモちゃんが可哀想だよ…
もっと別の使い方をしようね。ツーリングや通勤による走行では、使うことが無いよ。
×:一緒に乗せてあげるならアリかな…
もちろんですけど、こんな使い方はしないでください。
さらに、このポジションはとても足つきが悪くなるので初心者さんはやってはいけません。
強いて言うなら、タンデムシートに乗せて一緒にツーリングする…ならアリでしょうか。ちょっと怪しい目で見られちゃいますけど。
たまたまみつけたぬいぐるみが絶妙な硬さと大きさだったので、シートに貼り付けたら大正解!ベストポジションを維持できるスペシャルパーツとなりました。
同型のものがどのぬいぐるみなのかわかりませんが、同じようにするなら、ぞうきんを丸めたりしてシートに貼り付けるのもポジションを安定させる方法だと思います。
見た目はふざけていますが、乗ってコントロールすると実に絶妙なポジションであることがわかると思います。なんせジクサーのシートは坂になっててほんとダメ。それを見事に克服してくれています。
リアサスが仕事をしてくれるなら、ほんとにいい走りができそうな予感がします。
それくらい、いいパーツなんですよ。見た目はアレですが…。
ブレーキパッド
△:気持ち…程度かな
どうもブレーキキャリパーそのものの性能が弱いのか、パッドを良くしたところで大きな変化は得られなかった印象ね…。ジクサー250のブレーキの弱さは大きな弱点のひとつだと思うわ。
慣れてしまえば、逆に弱めのブレーキを引きずりながらのミラクルターンができるんだけどね。よし悪しね。
×:すぐなくなる
ライフが短すぎると思う。キャリパーなのか、ブレーキそのものの性能が良くないので、パッドの性能が良くなったという恩恵は受けられないよ。
そのくせ、すぐになくなってしまうので、あまりお勧めできないね。
△:赤い色はかっこいいけど…
パッドの色は赤くてかっこいいので、目を引くけどブレーキダストですぐに真っ黒になっちゃいますので、マメなお手入れが必要ですよ。
ジクサーに搭載されるバイブレが頼りないのか、ブレーキマスターの性能が弱いのか…パッドを変えたところで大きな変化は見られませんでした。他のノーマル状態のバイクを乗らせてもらうと、どうしてもジクサーのブレーキは頼りなく感じてしまう。
そのあたりは車両価格で考えれば妥当かも知れませんね。
ブレーキ性能を上げるためには、キャリパーやラジポンなど根本的にカスタムしてしまうのがいいと思います。パッドだけではどうにもなりません。
バックステップ
◎:これは必要
ジクサー最大の悩みである「バンク角不足」を補う、一番手っ取り早い対策パーツのひとつ。ポジションも後ろよりになり、それなりにバンク角が増えるわ。
それでも他のスポーツ車両に比べてバンク角はまだまだ浅いわよ。
◎:乗りやすい
ポジションが後ろに行く感じになるから、ライポジが変わる…ように思えるけど、思ったほど違和感が無いよ。
玄人さんだと、すぐに峠のコーナーでステップを擦っていたと思うけど、これを入れたらもう少しバンク角を稼げるよ。見た目は地味でわからないけれど、効果はかなりあるパーツだね。
○:見かけは地味
言わないと気付いてもらえないパーツですが、初心者さんでも変化に気付けるパーツなので、ちょっとスポーティになって楽しくなりますよ。
取り付けも初心者さんでも簡単にできますし、意外と変化を楽しめるパーツです。
これは、良いです。
ジクサーのノーマルステップ位置はホントに真下でジムカーナ走行では擦りまくってお話にならないくらい。このパーツを付けて、バンクセンサーを取ってしまえば、意外と心なしかバンク角が増えますので、なかなかスポーティな走りができるようになりますよ。
取り付けカンタンでオススメです。
マルチステップ
◎:しっかり上がる
前述のブラケットと合わせて取り付けると、しっかりとステップが上がるわよ。
バンク角が増える…と思ったら残念。まさかのサイドスタンドのベースが地面に接地するという、どうしようもない現状に。
これでもバンク角はVTR250などには敵わないので、サイドスタンドを撤去するという選択が出てくるんだけど…そこまでガチにやるのかしら?
◎:スポーツ走行はしっかり楽しめる
ちくささんの言う、サイドスタンドベースが接地する…なんてほど、公道やワインディングではバンクしないはずなので、ジクサーの限界近くまでしっかりと楽しめるようになるよ。見た目もメタルでかっこいいと思うので、オススメ。
…ただ、意外と純正状態のボルトの締めが甘く、しっかりと増し締めしないと、いつのまにか無くなってるなんてことがあるから気を付けて。ネジロック剤などで対応するのがいいかもね。
◎:かっこいいしやる気も出ます
見た目も綺麗でかっこいいし、ポジションもほんの少し前に向かうような感じになるので、やる気になっちゃうかもです。前に向かうからといって、ポジションがきつくなるわけではないので、別に初心者さんでも安心して入れてみることをおすすめしますよ。
カスタムアピールポイントとしても、大活躍してくれますよ。
これもバンクの浅いジクサーに必須のパーツだと思います。
それなりにバンク角は増えますが、今度はまさかのサイドスタンド、右はマフラーが擦りますので、マシン特性の限界はどうしようもありません。
このステップとブラケットを変更することで、窮屈なポジションになるわけではないので、一般にジクサーを楽しむ人にもオススメです。
ハンドルアップ
◎:かなり扱いやすい
これは好みの問題になるけれど、純正は少し低くて広い感じで、身体が小さい人にはちょっとリア荷重が難しいのよね。
できればハンドルをアップにするか、付け根を手前に持ってくるかして、近くする方が扱いやすくなると思うわ。
でもこれはもう一度言うけど、好みの問題よ。
◎:ロングツーリングでも疲れない
姿勢が少し立つ形になるから、ロングツーリングでもすごくポジションが楽!その分今度はお尻が痛くなるんだけどね。それでもこのカスタムはツーリングライダーにオススメです。
◎:初心者にもいいポジション
少しハンドルが手前に来ることで、だいぶ安心感が違ってきます。
割と小柄でジクサーにチャレンジしてる人にはもってこいだと思います。
交換は何かと手間なので、ショップの人にお願いするのがいいですよ。
個人的には好みなポジションになりました。
ツーリングや通勤でも疲れにくいし、ジムカーナ走行でもラインを狙いやすいです。
この辺は個人的な好みが絡んでくるので、一概には言えませんが、せっかくのネイキッドマシンなら、いろいろなポジションを試してみるのもいいんじゃないでしょうか。
フェンダーレスキット
◎:トランポにすっきり!
走りに影響するわけじゃないけれど、地味に影響が強い「トランポ積載」について、非常に大きな影響を及ぼすわよ。
このリアフェンダーが意外と長く、車長の一部を占めてるのよね。
ここをフェンダーレスにすることで、結構短くなる。そのおかげで軽バンにすっきりと収まるので、トランポ活動してるジクサーオーナーには強くオススメするわ。
あとは、ノーマルリアフェンダーの中央にごっつい骨が通ってるから、その分の軽量化にもなるから、ほんの少しだけ走りに影響するかしら?
×:雨の跳ね上げがえげつない
かっこいいし、軽くなるし、比較的簡単にできるカスタムでオススメではあるんだけど、いかんせん雨の日の走行での水の跳ね上げがとんでもないよ。
ジクサーのトレードマークといえる「マッドガード」を付けていれば多少はマシにはなるものの、それでも跳ね上げる。
雨の日なんかにジクサーは乗らない!という人には関係ない話だけどね。
◎:代表的なドレスアップアイテム?
複数のカスタムメーカーが出しているだけあって、代表的ともいえるドレスアップカスタムです。
見かけもかっこよくなるし、カスタムアピールは絶大。
純正のリアフェンダーって、ちょっぴり重々しい感じがするんですよね…好み?
走りに大きく影響するわけではありませんが、純正リアフェンダーがあると、当方「スバルサンバー」に積載するときに、真っ直ぐ載せられないという悩みがありました。
そこで、リアフェンダーレスにすることで、すっきりと収まり、真っ直ぐに積載することができるようになりました。
このおかげで、ミニバイクとの2台載せができたり、荷物をたくさん積み込むことができるようになりました。ジクサーを軽バントランポに積載することを考えているライダーさんは、必須ですよ。
おわりに…
ジクサーに乗って、ぼちぼち2年が経とうとしています。
ちょびちょびとカスタムしてきて、思えば自分にしてはなかなかやってきたものだと思いました。
ジクサー250のカスタムパーツそのものは、まだまだ少ないですが、これから増えていくことを願いましょう。ジクサーユーザーもなかなか増えてきていると思いますんで、カスタムパーツメーカーさんも、きっと注目してくれると思います。
今後もどうぞよろしくお願いします。
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